暫くは静養を兼ね、この日は以前から予定していた『鳥』展と合わせ『はにわ』展のダブルヘッダー。まずは近々終わる埴輪の特別展を先に済ませるために並ぶと、チケットに1時間、入場に1時間の予想外の大盛況。途中で抜けだすこともできず、予定以上に時間を費やしたため鳥展は中止し後日に再設定。埴輪のハイライトは、共に関東で出土しこの東京国立博物館に収蔵されている国宝の『挂甲の武人』と『踊る人々』の実物展示。昔の映画で見たようなキャラクターにそっくりな甲冑をまとった武人や、デフォルメの表情が豊かな古墳時代に踊るような埴輪。期待していた当時の『鳥』観がうかがえる埴輪や獣など興味が尽きない展示は時を超え令和の人々を魅了する印象に残る特別展。 2024-12-1