以前にブラックホールの写真がメディアに紹介されていました。そこから噴き出すジェットがアマチュアにも撮影できるとの話を聞いてのチャレンジです。
まずは、アストロアーツの投稿写真で確認すると20cmクラスで撮影されている方が何人もいたので、撮影方法によっては自分自身でも可能と判断してトライしました。
本来はC8を2000mmで撮影すべきかとも考えたのですが、このM87の前に彗星の撮影をしていたのでそのままのシステムでテスト撮影することに。
注意すべきことは、星雲の中心を飽和させずに撮影すること。以前M3を撮影した時は3秒程度で球状星団の中心部分を分離できていたことを思い出し、露出の参考にして撮影しました。いつものGain520からGain480にすこし押さえ、5秒露出としました。今回もお気楽撮影でガイド撮影はしていません。次は月の影響のない時に2000mmで撮影してみたい対象です。
ジェットの位置確認は次のweb上にある図で確認しました。
参考web
https://alma-telescope.jp/news/press/m87jet-202305-2?
doing_wp_cron=1718810432.5393660068511962890625
いろいろ検索すると、注意が必用な動画も有りました。
図中のAは前の図(リンク先)でははっきりとした系外銀河ですが、動画ではブラックホールから出たジェットとして、フェードイン・アウトしながら説明をしているようでした。本来のジェットは別の場所ではないでしょうか。
気になる動画の検索keyです。
『M87周辺の科学的シミュレーションCGと観測結果の比較映像』
追記
ジェットが良くわかる様に200%拡大して、色調反転しました。