先日来より5cm鏡筒のピント位置の合わせどころを探していましたが、画面の中央より端で合わせる方が、全体的にはシャープなようです。
ピント合わせをした位置は写真のところです。Aは中央で,Bは端でピント合わせをしたのち、ピントを触らずに画面をAとほぼ同じ位置に移動しました。どちらもバーティノフ使用での撮影はgain450 ,10秒露光です。マスクを外した時の露出5秒です。
星像比較の為、画面を①上・②中・③下の3箇所に区分して、比較します。
画像を隣接させて見比べやすくしました。
Aは中央で合わせた物, Bは端で合わせたものです。
よく見ると星像にわずかな違いが分かります。
5cmファインダーは対物レンズ側でピントを合わせます。
1回転で1mm前後しますので、手で回すのですが感覚的には0.1mmの前後の移動も可能ですので、シビアな調整が出来ます。
画像をよく見るとAは色収差がすこし出ているようにも見えます。Aの位置でのピント合わせが甘いとも考えられますが、しっかりバーティノフマスクを使用しているのですが・・・。どちらもQBPは使用しています。
観望会で電視観望として画像を見せるときはほとんど差は感じられないだろうというのが今回の感想です。
追記) 中央でピント合わせをしたときの画像