明るい光学系を目指して、簡易レデューサ+縮小コリメートのレンズ構成で撮影してみました。結果はなかなか手ごわいぞというのが印象でした。
問題点を列記してみます。
① 星を点像にすることが難しい。左右上下で星の形状が異なっていました。様々なレンズを組み合わせているので光軸のずれを起こしていそうでした。レンズ・カメラの重さで少しだれていることも考えられます。
② アイピースとカメラレンズの距離が問題か? 星が放射状に延びる。ただし、ピント出しは深度が深く、多少のドロチューブの繰り出し変化では星の大きさは変化しなかった。
③ 今回初めての症状で、片方に影が現われて消すことができなかった。鏡筒内にドロチューブが出ているのでこれが影響かとも思ったのですが、原因でもなさそうでした。斜鏡の影響かとも考えられますが、現在のところはっきりした原因は不明です。C8でテストすれば非対象の原因の追究もできそうです。
とにかく、無謀な縮小率を施しているので、いろいろな不備が現れてしまいました。
おとなしく、クローズアップレンズだけで短焦点化すればよさそうですが、難解な問題は解決するのが楽しいので、もう少し良い結果が出るようにトライしてみようと思っています。
影が回転しているのは、カメラを回したからです。