星空は楽しいBLOG2

C8縮小コリメート

新しいレンズを入手して、1年ぶりの縮小コリメート。omron 12mmF1.4,Cマウント1"型なので昨年の懸念を払拭すべく入手した物です。型式は3Z4S-LE VS-1214H1との説明だったので中華の安価な物とは違うだろうと判断。

昨年はCCTV8mmレンズ(2/3"型)では円形視野になるので、まともにプレートソルブが出来ず嫌になっていました。さて、今回はどうだろうと早速テストです。

まずはレンズの写真。
ほとんど未使用な状態でした。しかし、メーカー名,品名の刻印がありません。すこし不安でした。

とりあえずCマウントカメラ1/1.2"型のASI585MCにセットして地上風景を撮影。しかし、無限遠で合焦しません。ASI533MCでも同様にピント出ず。赤い↑部分がCMOSカメラのフィルター保護枠にあたっています。0.5mm弱程度の飛び出しのようです。ガッカリです。通常使用の産業用カメラの構造は天体カメラのように保護フィルターを付ける必要が無いのでしょう。レンズを奥までねじ込める構造なんでしょうね。

しかたなく、CSカメラ1/3"型のQHY5Ⅲ290Cに取り付けるととりあえずこちらは何とか合焦です。この場合には途中にC/CSアダプターを取り付けています。
とりあえず地上風景でF値による違いを確認しました。やはり少し絞ると像が鮮明になります。比較にNikonの魚眼レンズによる画像もて撮ってみましたがCCTVレンズは優秀のように感じます。

実際の星でのテスト。スタックなしの1枚画像です。

更に縮小コリメートで星雲を撮影です。
*NGC2521は誤り,NGC2523でした。

全面に星が写っているのでプレートソルブは無事稼働しました。
とりあえず安心です。ただし、取り付けが甘いので星が歪です。後から分かったのですが、スライド部分の締め付けを忘れていました。

系外星雲を速写で巡るときは、CMOSサイズの小ささは気にしなくていいのが分かり、更に追求していきたいです。次のテストは最微等級がどの程度か確認すること、月明りの無い時にテストです。

もう一つの縮小コリメートの目的は明るい星雲を動画風に撮ることですが、そのためにはASI553MCなどが使用できないと困ります。12mmレンズの後端をヤスリで削るかどうか思案中です。









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