安価に電視観望で、一時は諦めていた筒のテストを準備中です。前回はぼてっとした星像
に嫌気がさして諦めていたのですが、1つの方法を思いつきました。天気が悪いので準備だけになってしまいました。
仕様する筒はSVBONY ガイドスコープSV106(1万円以下)です。口径5cm焦点距離190mmF3.8です。これにASI585MCを取り付ける予定です。これだと、フルサイズカメラ換算で650mm相当です。バラ星雲も、北アメリカ星雲もギリギリ入ります。
フィルターはQBP(Ⅲ)を使用しますので色ずれは大丈夫だろうと。あとは球面収差での像の肥大をいかに抑えるかが課題でした。以前NEWTONYの球面鏡の収差を抑えるとき口径を絞る方法(斜鏡の裏に大きな遮光版設置)を試していました。通常、口径を絞るとはレンズの径を大⇒小ですが、レンズの中央に遮光版を入れるとひょっとして、同じようにすれば球面収差の焦点距離ずれをおさえられるのでは考えました。
遮光径20mmで光量85% F4.1(レンズ径50mm⇒46mm相当)
遮光径25mmで光量75% F4.4(レンズ径50mm⇒43mm相当)
になります。
フィルターの表裏に張り付けた遮光版をはがして、20mmと25mmの切り替えを素早くできるようにしてあります。
結果良ければ、レデューサ0.65×をいれて、NEPTUNE-CⅡ、Ceres-Cのテストもやってみようと思います。まあ、どんな結果になる事やら・・・