今日は高松市内にある今里天文台にお邪魔して、観望会を想定して電視観望をしました。観望会は薄明中からスタートすることも多いので、乱暴なセッティング方法で始めました。十分な極軸合わせできないことも想定しての練習ですから、目視で望遠鏡の極軸を北極星に向けています。今日は極軸遠鏡は覗きませんでした。
今日の空はすこし霞もあるようで2等星がやっと見える程度ですし、雲の通過も有りました。観望には厳しい天候でしたが、まさに練習にはちょうど良いシュチエーションでした。
機材の組み立てからピント合わせまでは約10分程度で完了です。普段から手抜き設定で観望しているおかげで、今回もすぐさま目的天体をGOTOして、プレートソルブで画面中央に導入完了できました。写真はダーク無しです。
とりあえず、2等級の見える状態ならばプレートソルブが可能なことも確認できました。
極軸不良のため2分間のずれは結構ありましたが、大きくずれれば又プレートソルブのボタンで中央に移動しますので気になりません。移動には上下左右ボタンを押すよりもずっと正確で速いです。
球状星団は十分ですが、靄があると暗い散光星雲(網状星雲・北アメリカ星雲)などは無理そうでした。天候を見て、目的天体を決めるのがよさそうでした。