今週末に観望会があるので、話題になった彗星の様子を確認しました。
まだまだ見える紫金山・アトラス彗星でした。いつもの二筒流システムC8(20cm)と5cmでの撮影です。C8だと尾もまだ十分に見えます。
写真は1分(5秒*12)の1枚画像です。C8の画像の方はカメラの取り付けが悪いのか、星がいびつです。
この時期は土星・木星が見えます。観望会としてはこれら惑星には必ず筒を向けますが、電視観望しながら、CMOSカメラから眼視用へのシステム変更を観望会中には避けたいところ。眼視観測は他の方にお任せしますが、電視観望でも惑星を見せたいところです。
sharpcap4.1になってライブでもregistaxを使用したような画像が吐き出せる機能があるそうなので使用してみました。
今回のC8は焦点距離920mm(F4.6)ですが、通常の木星の動画撮影ではC8だとバローを使用して4000mm(F20)~6000mm(F30)ぐらいに拡大しての撮影と思っています。
今回のような短い焦点距離(920mm)で、しかもライブで模様が見える楽しさは素晴らししいです。スタック枚数も指定できるようで、昨夜は500枚程度でしたがもっと枚数を重ねれば鮮明な画像が見えるかもしれません。土星の時はその機能が十分理解できていなかったので少ない枚数で解像度が悪いです。また、昨夜は眼視観測をしていなかったのでのシーイングも不明です。
初心者が眼視で惑星をみても、ここまでの模様は見えていないと思います。そこでまずこの画像で説明して、他の望遠鏡で眼視してもらうのがいいかもと思います。
ただし、惑星は透明感のある特に土星の美しさは眼視観望に軍配があがるだろうとは思います。