昨夜の惑星のライブ処理で、惑星の模様が浮き上がるのを見て、今日はさらにその機能を確認してみました。
Sharpcap4.1の画面です。

Ⅰ. まず、黄色の箇所を適当に設定します。キャプチャエリアを対象天体に合わせ小さくします。エリアが大きいと読み込み速度が遅くなります。
Ⅱ. ツール > 太陽/月/惑星のライブスタッキングと強化を選択します。・・①
Ⅲ. Live planetary Stacking/Enhancement の設定をします。
②の枠にスタックされた枚数がカウントされます。
③の枠で希望の枚数を入力。ここでは2000枚ですがもっと多くてもOK
②の枠が③枠と同じになれば、右横のsharpeningの指定です。
Registaxと同様の感覚で使用します。
LEVEL1~4を適当にスライドして木星像をみて確認します。

上段:まずはC8で電視観望仕様のいつもの920mmです。Sharpcapの機能でしっかり模様がPC画面に表示されます。眼視でシーイングの確認すると、大きく揺れる大気の流れの中に時折模様が見えます。でも眼視よりはPCを通した方が模様は見やすいです。
中段:次にC8をそのまま2000mmとして撮像です。面積は焦点距離が2倍です ので面積は当然4倍になり見やすくなります。
下段:最終画像です
眼視よりははるかに細かい模様が見えるのがうれしいです。観望会での説明には大変便利そうです。