先日の撮影ではC8+クローズアップNO4で合成焦点距離1260mmでした。
今回はもう少し焦点距離を伸ばしてみました。
C8(2000mm)での撮影です。
1万以下の安物2インチの2×バローを装着して(4000mm)
こちらは模様がもう一つ浮きあがって来ないので期待外れでした。
強拡大しているので、光学性能に起因するのではと思い、翌日再試行です。
C8は代えずに2×バローをtelevueの2.5×パワーメイト(アメリカンサイズ)に変更
カメラはASI585MCからQHY290Cに変更です。焦点距離は5000mmで昨日の4000mmより少し長いですがとりあえず比較しました。
今回は2000mmと5000mmを撮影しました。
昨日と今日のシーイングはぼ同じように感じました。今回はウェーブレットが効いています。元画像(スタック画像)が違うのでしょう。結果的に光学系の大切さを実感しました。C8は十分なメンテ無しですので主鏡が良ければもっと微細な模様を期待できそうです。
あとから、撮影しておいた5000mmの動画をregisitaxでサクッと処理してみましたが、リアルタイムで処理画像には勝てませんでした。じっくり処理してもリアル画像に勝る処理が出来るか疑問も残りました。したがって今回はsharpcap4.1のウェーブレットの優秀さを知ることが出来ました。
これで、観望会用のシステムを3way方式で運用できそうです。
小望遠鏡+C8+フリップミラー <Onstep GPD>
①電視観望 150m+NeptuneCⅡ+QBP(広い星雲)
②電視観望 1200mm(or920mm) + ASI585NC + QBP (クローズアップNO4使用)
(小さな星雲・星団) + 月,惑星
③眼視観測