子供達が小さかった頃、当時一緒に暮らしていたお母さん(お姑さん)が、子供達が風邪気味になると、背中アイロンをしてくれました。
風邪は肩甲骨から入るんだと言って、両肩甲骨の間にバスタオルを何重かに畳んだ物をおいて、弱設定にしたアイロンを当ててくれていました。
うちの子達は、そうやって風邪を治してもらっていました。私も一度やってもらった事があって、確かに気持ち良くて、そのままうとうと眠ってしまった記憶があります。
先日、上の娘とその話をしていたら、娘のチャイニーズの友人も、肩甲骨から風邪は入るって言って、肩甲骨に貼るカイロをつけてたそうで、どうやら、中医学の知識だったのかしらねぇ〜と、なりました。
お母さんが、なんでそれを知ったのか、もう聞くことは出来ないのですが、幾つもの持病を持っていたお母さん自身が中医学を修めた鍼灸の先生に長年治療してもらっていたので、その先生から教えてもらっていたのかもしれません。
長女は夜泣きのひどい子で、その度にお母さんが、長女の背中を背骨に沿って縫い針の先で、優しく何度かなぞると、長女はスーッと眠っていったものでした。
私も見様見真似で出来る様になり、ぐずぐずしだすと、指で背骨の脇を摩ってあげるだけでも、治る様になりました。
お母さんの手ほどきで、当時は簡単なツボならお灸もすえられる様になっていて、お母さんに頼まれて、お灸を据えていました。
今はごくたまに、旦那君から要請があった時に、センネンキュウを使うぐらいになっていますが、センネンキュウは手軽に出来るしインターネットで手軽にツボの探し方などが見つかるので、我が家では、常備薬代わりです。
お灸でなくても、押してあげるだけでも、効果のあるツボもあるので、知っておくと便利です。
今日の私には、合谷(ごうこく)と感冒点(かんぼうてん) 手の甲側の親指と人差し指の延長線上にある合谷と、その真裏の手のひら側にある感冒点を押します。少し風邪気味です。😆
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