人気を2分したのは「恋するシャンパン」と名付けたレモンイエローのきもの。シャンパンの泡がグラスの底から湧き出てくる、そんなイメージを柄に表現しましたが、このイエローが、何とも素敵な色合い。コーデの帯は花想容の半幅帯ですが、年代を問わず、人気がありました。
単衣や夏のきものは、第2回アンケートでも多く回答がありましたが「やはり洗えるから、着る」という方が多いですね。でも「思ったよりアイロンがけが大変」「日向に干してかちかちになった」「洗濯機でネットで洗ったが、水が中まで浸透していなかった」など、貴重な体験をされた方もいますが、多くの方が普通に、普段使っている中性洗剤(エマールが一番多かった)を使って、普通に洗っていました。なかには正絹(単衣)を洗っている方も。「何やら生地が固くなったような気がする」「麻は糸が傷んだような気がする」なんてコメントもありましたが、本当に、おしゃれな洋服と同じように洗っている方が多い。わっー、驚いた、というのはやはり縮み。縮無と聞いてはいたが、着られないほど縮んだ ー もはびっくり。また居敷当をきちんと水通しを依頼したのに、洗ったら縮んでしまったと、お怒りとともに、呉服屋さん不信に。どういう行き違いだったんでしょうかね。今回のイベントでは、こんな身近な問題から、高度な裏技まで、「夏のきものを完全マスター」する方法をご紹介します。