羽鳥湖高原徒然記

福島県羽鳥湖高原 ルークのお父さんのなんでも雑記帖

定信公の家訓

2015年08月25日 | うんちく
松平定信公

徳川吉宗の孫、26歳で白河藩主、天明の飢饉ではその手腕で餓死者を出さず、名君と讃えられました

現在は南湖神社の御祭神として祀られています



この松平定信公直筆の「家訓」が、白河市の白河集古苑で開催された「大定信展」で公開されたそうです

徳川幕府の老中首座に就任する直前、国を離れる際に書いたもののようです

5カ条から成り、公儀への不忠を戒め、藩主の霊廟[れいびょう]をおろそかにしてはならないといった内容にはじまり5番目の項目では「主人の行いは全て家中の手本」、上の者が禁を犯しているにもかかわらず、下の者に守るように言うことは不埒、守れない者は職を辞し、隠居すべしとあります

家訓をつづった翌年には将軍補佐職を兼務し、30歳の若さで国政のトップとして寛政の改革に突き進みました

家訓の展示は23日に終わりましたが、現代の企業幹部、政治家にも聞かせたいですね

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