西東京市市議会議員 保谷清子のつれづれ日記

西東京市市議会議員の保谷清子です
ちからを合わせてみんなで豊かに暮らせる西東京市を創りましょう

12月議会・保谷清子の一般質問です

2022年11月23日 | 議員活動

18日から西東京市議会第4回定例会(12月議会)が始まり、

21日には、日本共産党市議団の一般質問がありました。

Oさんから、「保谷さん、午前中は予定があって、

保谷さんの質問を傍聴できなかったよ。原稿を送ってくれない?」と言われたので、

早速Oさんにメールで送りました。

 

ブログ読者のみなさんにも、こんな質問をしましたとの紹介のため、

ブログに掲載することにしました。

質問のみですので、市長や教育長の答弁の概要が知りたい方は、ご連絡ください。

また、質問は議会のホームページでも視聴できますので、ご覧ください。

 

物価高騰で国民の暮らしが困難を極める中、

池澤市長が、市民の暮らし・福祉・医療・教育を守る防波堤となることを求め、

全力を尽くしました。

 

保谷清子の一般質問です。

  •  ヤングケアラーについて伺います。

 

 ヤングケアラーは、障がいや病気のある家族の介護、幼い兄弟の世話など、本来大人が担う家事や家族の世話を日常的に行う18歳未満の子供を言います。

 厚生労働省と文部科学省は、2020年12月から2021年1月まで、中学生と高校生を対象に調査を実施。「世話をしている誰かがいる」と回答した中学生はおよそ、17人に一人、全日制の高校生はおよそ24人に一人でした。

 国はヤングケアラーをいち早く見つけ、支援につなげることや相談支援などを打ち出しています。私どもが9月30日締め切りとして実施しました、市政と暮らしのアンケートでは、ヤングケアラーたちの救済、支援に尽力してほしいという要望も寄せられました。

 そこで、本市では、ヤングケアラーについて、どのように対応しているのか。計画的にヤングケアラー支援を行うために、ヤングケアラー支援条例を本市でも設置すべきと考えるが、ご所見を伺います。

 

  •  次に医療的ケア児と保育行政・教育行政について伺います。 

 

 党市議団がおこないましたアンケートでは、医療的ケア児を保育園に通えるようにしてほしいという要望もありました。2021年9月には、医療的ケア児とその家族に対する支援法が施行されました。各自治体は、医療的ケア児の受け入れに向けて支援体制を拡充すること、家族の付き添いなしで、希望する施設に通えるよう、保健師・看護師等を配置するなどが責務として定められました。

 本市の医療的ケア児の保育園での受け入れ、小学校・中学校における受け入れはどのようになっているか、伺います。

 

  •  物価高騰と生活保護行政についてお尋ねします。

 

 ガス・電気、食料品などあらゆるものが値上がりしているにも関わらず、生活保護基準は物価高に見合う水準に引き上げられておらず、生活保護利用者の生活は困窮の度合いを深めています。ある方は、野菜も肉も値上がりしており買うことができず、おかずはなしで、ごはんに味噌をつけて食べていると語っていました。

 生活保護法第1条は、「この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基づき、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする」と定めています。第3条は、「この法律により保障される最低限度の生活は、健康で文化的な生活水準を維持することができるものでなければならない」と」定めています。

 物価高の下、ごはんに味噌をつけて食べざるを得ない状況が、健康で文化的な水準を維持するものとは到底いえません。

 我が党の国会議員団は、11月4日に、政府に対して生活保護基準の引き上げ、物価高に見合う増額を求める要請を行いました。要請書には、生活扶助、住宅扶助、冬季加算などを引き下げた2013年以前に直ちに戻すこと、急激な物価高騰に対応して、生活保護基準を緊急に見直すこと等を求めています。

 国の対応を待つのではなく、住民の福祉の増進に責任を持つ市として、生活保護世帯に対して、市独自の支援を行うことが求められています。ご見解を伺います。

 

  •  介護保険について伺います。

 

 厚生労働省の介護保険部会が、介護保険の負担増と給付削減をすすめる案を12月中に最終報告をまとめ、来年1月から始まる通常国会に、改正法案を上程しようとしています。

 見直しの論点は、要介護1・2を介護保険から外し、市の総合事業に移行させる、原則1割の利用料を見直し、利用料2割負担、3割負担の対象者を拡大する、現在は無料のケアプラン作成について、料金を新たに徴収するなどの案です。

 要介護1.2が介護保険から外されれば、これまでの生活を続けられなくなる利用者が大量に生まれることが予測されます。2割負担になれば、要介護5で限度額いっぱい在宅サービスを使えば、7万円を超えます。大変な負担増です。現在でも利用料の負担が困難で、サービスの利用を減らすケースが後を絶たない状況に、拍車をかけることになります。ケアプランの作成料の有料化は、作成時の1回だけではなく、毎月負担することになりますから、ケアプラン料を払うために利用しているサービスを削ったり、最初から介護保険制度から排除されてしまう高齢者が続出する恐れがあります。

 このような介護保険の改悪に対して、「改悪法案をつくらせない。国会に上程させない」との大きな反対の声が、介護にかかわる団体の方々から上がっています。市としても反対の声をあげるべきと考えますが、ご所見をお願いします。

 また、介護保険を担う事業所からは、募集してもヘルパーが来ないという切実な声が聞こえてきます。市として介護人材確保の支援を積極的に行うべきと考えますが、市長の考えをお聞かせください。

 

  •  後期高齢者医療制度についてお尋ねします。

 

 本年10月1日から、75歳以上の後期高齢者医療費の窓口負担が、1割から2割に引き上げられました。対象者は、単身世帯で年収200万円以上、夫婦世帯で320万円以上の方々です。物価高の下、低い年金で厳しい生活を迫られている高齢者をさらに窮地へと追い込む医療改悪です。負担増で受診をあきらめ、手遅れになる事態は、病気の急変リスクの高い高齢者には命に係わる大問題です。

 2割負担になった方に話を聞いてみました。「30日分薬局で薬をもらったが、いつもは2000円くらいなのに、7000円もかかった。2倍ではなく、3倍以上に上がっている感じだ。制度が始まったときは全部の人が1割だったのに、なぜ2割にするのか。納得できない」「2倍はきつい。病院にかからず、薬だけにしようと思っている」「年金は減らされているのに、医療費2倍化では暮らしていけない。病院に行く回数を減らそうと考えている」「いつもの1000円が2000円になった。血液検査をするなどで、さらに高くなるのが怖い」などの声が上がっています。市民の健康悪化を招くことが心配される状況です。

 そこで、おたずねします。2割負担になった人数とその割合について伺います。また、市民の方からは、どのような問い合わせや意見が寄せられているのか、2割負担について、どのように周知してきたのかおたずねします。

 

  •  認知症と補聴器補助制度について伺います。

 

 おととい、11月26日に西東京医師会主催で開かれた、「ヒアリングフレイルって何?認知症と難聴のつながり」という市民講演会に参加してきました。中沢耳鼻咽喉科の院長 中沢博先生が、「認知症予防のための聴覚健診」からヒアリングフレイル予防へ」とのタイトルでお話をされました。また、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社、聴脳科学総合研究所所長の中石 真一路氏が、「耳から始める認知症予防への取り組み~ヒアリングフレイルとは?難聴がもたらす認知症のリスクとの関係~」のタイトルでお話をされました。

 中沢先生は、医師会の行った聴覚検査について触れながら、認知機能の低下は、80歳から顕著に始まる。70歳を超えると軽度難聴が増加する。80歳を超えると中等度難聴が増加する。難聴を放置することにより、コミュニケーションの低下をきたし、うつ病や認知症のリスクが増大することがわかる。ヒアリングフレイルの早期発見と介入が重要とのことでした。

 中石氏は、「認知症の検査で難聴の人が認知症に誤認されているケースがある」「難聴による様々なリスクに、社会とのかかわりを減らす認知機能の低下がある」「話者の必要以上の大きな声は、逆に心理的圧迫になり、『聞こえたふり』を生み出す原因となる」「長期間の難聴はヒアリングハラスメントにつながる」「難聴の中でも感音性難聴は、補聴器を使っても聴力を補うことは難しいと言われている」と、問題点を明らかにされました。中石氏はさらに、世界初の耳につけない対話支援機器「コミューン」のことについても触れました。これは、難聴は本人の努力だけでは難しく、話す側の声を明瞭にして聞こえやすくする機械だそうです。私の周りにも、補聴器を買ってもつけるのを嫌がる人がいるので、そのような方には、必要な機器だと思いました。池澤市長もご参加され、ご挨拶をいただきました。

 そこで、質問です。加齢性難聴と認知症の因果関係の認識について、補聴器の補助や、聞こえの問題について、どうお考えかお答えください。

 

  •  学校図書館に1校1名の学校司書の配置についてです。

 

 前回の、9月議会で、2校に1名から1校に1名に学校司書を配置した白山市のことを紹介しました。白山市では、「1校に1名で、図書会の開館時間を長くすることができ、図書館を利用する児童・生徒が格段に増えた」「児童・生徒や教職員の希望する図書を素早く提供してもらえるようになった」「気軽に図書館を利用できるようになり、自ら進んで調べ、学習する場として定着した」と述べています。

 白山市の述べる、開館時間を長くすることで生まれるメリットは、2校に1名から1校に1名に学校司書を増やした自治体に共通することと思われます。開館時間を長くして、毎日図書館に司書がいることについてどう考えるのか、お答えください。 

 1校1名の現状をどうとらえるかで、その後の対応が違ってくると思いますので、大事な視点だと考えます。

 

  •  次期教育計画についてお尋ねします。

 

 コロナ禍の下、物価高による家庭の困窮が広がる下で、子どもたちを取り巻く環境は多様であり、家庭の貧困と学力の因果関係が指摘されるなどの現状があります。次期教育計画の策定にあたりアンケートをとっています。家庭環境の実態把握や、教育に臨む親の要望・希望をつかむため、「保護者へのアンケート調査」を行う必要があると考えるが、アンケート調査の内容について伺います。

 私どもが行いましたアンケートでは、「いじめの問題について真剣に取り組んでほしい、人間の命にかかわってきます」「ジェンダー教育を重視してほしい」「大学卒業まですべての教育費を無料にしてほしい」「タブレットの毎日持ち帰りはやめてほしい。重すぎて成長阻害が心配」などの声が寄せられています。

 

  •  審議会等への傍聴者への資料提供について伺います。

 

 傍聴された方より、傍聴者に対する資料提供が少なく、話を聞きながら、資料を見ることができない。傍聴者は資料を持ち帰ることができないが、聞いたことをすべて書くことできないため、傍聴者には資料の持ち帰りを認めてほしいとの声があります。必要なことと考えますが、ご所見をお願いします。

 

                                     以上です。

 

 


旧統一教会と西東京市の関わり、藤岡議員の質問で明らかに

2022年08月29日 | 議員活動

いよいよ、今日から西東京市第3回定例市議会が始まります。

昨日は、「旧統一協会と西東京市の関わりについて明らかにしてほしい」という地域のみなさんの声が寄せられました。

この問題については、25日(木)に党市議団として、「実態はどうなっているのか。今後は関係を絶つように」と申し入れを行いました。

詳しくは、8月31日(水)10時~10時50分の、藤岡智明議員の一般質問「旧統一協会と市との関わりについて」で、市長に質問をしますので、詳しいことが明らかになります。

ぜひ、傍聴又はインターネット中継でお聞きください。

 

その他の、党議員の主な一般質問をお知らせします。

8月30日(火)15時40分~16時30分 中村すぐる=今後の市内事業者への支援策について、その他。

       16時30分~17時20分 保谷清子=後期高齢者医療制度について、その他。

 

8月31日(水)10時50分~11時40分 大竹あつ子=補聴器の購入補助について、その他。


高齢者医療費2倍化 日本共産党が中止法案提出

2022年06月09日 | 議員活動

昨日の、赤旗日刊紙に、「国民生活 破壊するな」「高齢者医療費2倍化 共産党が中止法案」の記事が1面に載りました。日本共産党国会議員団が7日、高齢者医療費2倍化中止法案を国会に提出したという記事です。

よかった!さすがは共産党!といたく感心しました。

実は、昨日の私のブログで、6月6日の私の一般質問を失敗したと反省したことを書きましたが、その一番の反省がこの「高齢者医療費2倍化」に関することなのです。

この10月から岸田・自民・公明政権は、「75歳以上の医療費窓口負担の2倍化」を導入しようとしています。私はこの問題を取り上げ、2倍化は、病気がちで治療が長引く高齢者に、医者にかかるなと言っているようなものだと批判し、さまざまな団体・個人から批判が上がっていることを紹介しました。

全国保険医団体連合会のみなさんは、計画中止を求める署名の提出集会を開き「コロナ化や物価高で国民生活は厳しさを増している。こんな時に2倍化を進めるとは断じて許さない」など、批判の声を上げていることを紹介し、市はこの高齢者を苦しめる制度をどのように考えているのかと質問しました。

市の答弁は、「現役世代の負担軽減のため」「国民皆保険制度を維持するため」などと言うものでしたが、質問時間が足りなくて、この答弁に反対の意見を述べることができなかったのです。私の痛恨の反省でした。

2倍化は、「現役世代の負担軽減のため」では全くありません。高齢者の窓口負担2倍化による現役世代の負担軽減は、現役世代1人当たり年間350円、1か月あたり30円の保険料軽減にしかなりません。日本共産党小池晃参議院議員の昨年の国会質問で明らかになっています。かえって国民皆保険制度を壊すものです。

「ウソとごまかしの2倍化法案、絶対中止にさせるぞ」と、心に誓いました。

 

 


違うで。失敗から人は学ぶんや

2022年06月07日 | 議員活動

西東京市議会第2回定例会(6月議会)の一般質問も、今日は、2日目でした。

昨日の月曜日(6日)は、日本共産党の一般質問日で、私も質問に臨んだのですが、

どうも、失敗した、最初の質問時間が長すぎた、質問の的が絞り切れていなかった、と反省することしきり。

今日も一日、ウツウツとした気分が残ってしまいました。

 

夜、テーブルの上の毎日新聞を手に取ると、「歌舞伎町の『駆け込み寺』20年」の記事に目がとまりました。

読んでみると、「新宿歌舞伎町に事務所を構え、人が生きる中でさまざまな問題の相談に無料で応じる公益社団法人『日本駆け込み寺』が5月に20周年を迎えた」という記事でした。

 

創立者で今は理事を務める玄秀盛さんの言葉が載っています。

「・・・人生は何度でもやり直せばいいと思っている。『みんな成功から学ぼうとするやんか。違うで。失敗から人は学ぶんや』・・・・」。

 

『みんな成功から学ぼうとするやんか。違うで。失敗から人は学ぶんや』。

 

昨日の一般質問の失敗に、ああ質問すればよかった、こう質問をすればよかったと悔やんでいたけれど、

失敗から学べばいいんだと言う玄さんの言葉に、フッと気持ちが楽になりました。

 

玄さん、ありがとう。

玄さんの本、「崖っぷちからの大逆転」読んでみます。


28日(月)より、代表質問・一般質問が始まります。

2022年02月27日 | 議員活動

先週の金曜日(25日)より、令和4年度 西東京市第1回定例議会が始まりました。

明日の28日(月)から、各会派・各議員の、代表質問・一般質問が行われます。

 

代表質問・一般質問の順番は、議員の人数の多い会派からです。

28日(月)は、自由民主党西東京市議団

3月1日(火)は、西東京市議会公明党

3月2日(水)は、日本共産党西東京市議団

3月3日(木)は、生活者ネットワークと、無所属4人の一般質問、です。

 

傍聴については、新型コロナ対応のため、席数は制限されています。

検温・マスク・消毒に十分気を付けていただいて、おいでください。

市議会HPからも中継・録画配信されますので、ご覧になってください。

 

2日(水)の日本共産党西東京市議団の代表質問は、午前10時~午後2時20分です。

2月25日の市長の施政方針演説を受けて、

藤岡智明議員が代表質問(市長の政治姿勢について、新型コロナウイルス対策について等)に臨みます。

 

関連質問を、他の3人の議員が行います。

大竹あつ子議員(子どもの貧困について、子どもの医療費無償化について等)

中村すぐる議員(旧市民会館の跡地活用について、公共施設再編計画について等)

私・保谷清子(学校選択制について、加齢性難聴者への補聴器購入補助について等)、です。

 

それぞれ、重要な市政の問題を取り上げ、市民の目線から市長の姿勢を質したり、切実な市民の要望を伝え実現を求めたりします。ぜひ、傍聴においでください。

 

 

 

 

 


初体験ー野党11人のリレートーク

2022年01月10日 | 議員活動

今日(1月10日)は、野党11人の駅頭リレートークがありました。

12時~保谷駅 13時30分~ひばりが丘駅 15時~田無駅です。

野党の11人の議員は、昨年2月7日投開票で行われた西東京市長選挙で候補者の平井竜一さんを応援した野党の面々です。

 

詳しく紹介すると

共産党(藤岡智明、大竹あつ子、中村すぐる、そして私・保谷清子の各議員)

立憲フオーラム(森しんいち、佐藤大輔の各議員)

生活者ネットワーク(後藤ゆう子、かとう涼子の各議員)

無所属(森てるお、納田さおり、田村ひろゆきの各議員)です。

 

残念ながら、市長選挙では平井さんを当選させることはできませんでしたが、

11人は、市長選後も議会内で協力・連携を行い、オンラインによる共同の市政報告等を行ってきました。

今後は、12月に行われる西東京市議選を見据え、それぞれ自身の活動をメインにしながらも、

何か事ある時には協力・連携を行おうと考えています。

市民の皆さんに、これまでの感謝と今後の方向を語ろうと、今日の取り組みとなりました。

 

一人3分を目安に、それぞれの議員がマイクを握り話しましたが、その中身の多様なこと、

感心するばかりでした。

 

私は、1999年に旧保谷市の市議会議員になりましたから、今年で23年間議員をさせてもらっているのですが、こんな風に野党が駅頭に勢ぞろいしてマイクでリレートークをするなどは、初めての体験です。

昨年の国政選挙では、野党統一が進み、野党統一候補が当選するなどの新たな取り組みが行われましたが、国政の変化にも勝るとも劣らない、西東京の画期的な変化でした。

 

私の3分間の演説では、「あと3年で、また、市長選挙を迎えます。昨年の市長選挙の経験や教訓を生かし、今度こそ私たちの市長が誕生するよう、野党のみなさんや市民の皆さんと話し合っていきたい」と私の思いを述べました。

 

私の好きな言葉、「力を合わせてたたかえば、自分が変わる、周りが変わる、そして社会が変わっていくんだ」を、心底実感した今日のリレートークでした。

寒い中、大勢の方が聞きに来てくださいました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 


第3回定例議会が始まりました。私の一般質問をお知らせします。

2021年08月28日 | 議員活動

昨日、27日から、西東京市第3回定例議会が始まりました。

日本共産党の一般質問は、8月30日(月)10時~14時20分です。

 

23日16時で一般質問の通告は締め切られました。

その後は、個々の質問の中身についての、職員のみなさんとの打ち合わせになります。

何度も打ち合わせを繰り返す中で、市の現状を聞いたり、大事な視点に気づいたりします。

一人50分と限られた時間ですが、市民の皆さんの声を市政に届けるための大事な議員の仕事です。

 

私の一般質問についてお知らせします。当事者の方に話を聞いたり、資料を調べたり、新聞記事で現在の状況を調べたりして、時間をかけて質問をまとめています。

1,コロナ感染拡大から市民の命を守るー① PUR検査の拡充について ② 迅速なコロナワクチン接種について

2,加齢性難聴者への実態把握と認知症予防について

3,すべての出産を経験する女性への、産前産後のケア・支援サービスについて

4,子どもたちの口腔の健康改善に向けてー① 保育園での歯科検診について ②学校での歯科検診について

5,コロナ感染防止に対する学校教員の負担軽減について

6,学校運営協議会について ー以上です。 

 

日本共産党の他の議員の質問時間は、

藤岡智明議員は、10時50分~11時40分

大竹あつ子議員は、11時40分~13時30分(昼食休憩12時~13時)

中村すぐる議員は、13時30分~14時20分  ーになります。 

 

傍聴は、コロナ禍のため、席数を減らします。検温、消毒、マスクの着用をお願いしています。

ご都合つく方、ぜひ傍聴においでください。


「学校連携観戦」は中止を!

2021年06月13日 | 議員活動

コロナ禍の下、心配でたまらないことがあります。

以前のブログにも書きましたが、政府や東京都が、オリンピック・パラリンピックの競技を子どもたちに観戦させる「学校連携観戦」を計画していることです。東京都では幼稚園から高校までの公立・私立の学校などで約81万人を参加させる予定です。すでに教職員による下見もすんでいるとのことです。

新型コロナ感染が止まらない中、感染すると子どもでも重症化すると言われる変異株が拡大している中、オリンピック・パラリンピックを子どもたちに観戦させることに意義があるのでしょうか。

今年の夏は特に猛暑といわれています。コロナ感染の危険に加え、マスクをつけての炎天下での移動や観戦は熱中症の危険もあります。

この計画は中止させなければ子どもたちの命が危ないと、心配が募るのです。

コープ前宣伝や訪問活動で、「知ってます?オリンピック・パラリンピックに子どもたちを観戦させようとしているのですよ。反対の声を上げていきましょう」と話しかけています。

 

6月8日には、日本共産党西東京市議団で、教育長に「オリンピック・パラリンピックへの児童・生徒の観戦の中止を求める要望書」を手渡しました。この要望者は、「子どもの命や安全を第一に守る立場の教育長として、早期にオリンピック・パラリンピックの観戦中止を決断すること」と、「西東京市の観戦スケジュールを市民に公表すること」を求めています。

面談では、本市は、「小学4・5・6年生と、中学1・2・3年生の約9000人が観戦する計画で、移動は電車を予定している」ことがわかりました。

教育長は、「6月20日に東京都教育委員会の判断がはっきりする。その段階で、本市として決断する」「学校により周知を図っているところもある」と述べるにとどまりました。

東京都の判断待ちではなく、教育長の判断で中止の決断をすべきです。各自治体から中止の声が上がれば、東京都の教育委員会も中止の決断をせねばならない立場に追い込まれます。

子どもの命にもかかわることなのに、周知を学校任せでいいのでしょうか。学校から連絡がなく、知らない保護者もたくさんいるに違いありません。

「一刻も早く中止の決断をすること。早急に保護者に計画の内容を知らせること」を強く求めました。

ブログ読者のみなさん、子どものオリンピック観戦について、周りの人たちと話し合っていきませんか。江東区では、5輪観戦に子どもたちを動員する計画のごり押しにママ友たちの怒りが高まり、ネット署名「子どもたちの『東京五輪観戦』の計画中止を求めます」を、「新日本婦人の会江東支部」の名前で発進すると、わずか1週間で署名は2万7000人を超えたそうです。

※ 下記写真は、6月8日の市議団と教育長の面談です。(右端が教育長)

 


「令和3年度予算要望重点項目」について池澤市長に面会

2021年04月30日 | 議員活動

昨日(29日)の「暮らしなんでも相談会」は、2名の方が参加してくださいました。

困っている方はまだまだいらっしゃるはず。

毎月1度は相談会を開いていこうと話し合いました。

 

今日(30日)の午前中、党市議団4人で池澤市長に面会し、

池澤市長・木村教育長あての「令和3年度予算要望重点項目」(全部で15項目)を手渡しました。

重点項目の内容は、長期にわたる新型コロナウイルスの感染拡大が、市民生活と命・健康に甚大な影響を及ぼしていることを指摘し、PCR検査の拡充をはじめ、「福祉丸ごと相談窓口」対応の充実、若者応援事業に取り組むこと等を求めました。

また、福祉関係では、特別養護老人ホームの実態調査と充実、市内学童クラブの定員超過の解消、認可保育園の増設等を要求しました。

教育関係では、老朽化した学校・設備の修理・修繕、就学援助制度の支給基準の改善と援助項目の拡充、学校司書を1校1名配置すること等を指摘しました。

 

どの項目もコロナ禍の下、特に切実に求められているものです。池澤市長に詳しく説明しながら、面会時間が30分と短かったため、後日の文書回答を求めました。

5月28日(金)から始まる予定の6月定例市議会でも取り上げていきます。

 

 

 

 


PCR検査センターを、西東京市でも開設を!

2020年04月23日 | 議員活動

市内に住む知人のHさんから20日の朝に、PCR検査はどこでできるのだろうかと、我が家に電話がかかってきました。福祉施設で働いているお孫さんが4月10日から、鼻水が出る、のどや頭が痛い、体がだるいという症状で、仕事を休んだのだそうです。もう良くなったので、仕事に復帰したいが、仕事場が福祉施設なので、もし軽症のコロナだったりしたら、お年寄りにうつしてしまうので、PCRの検査をしたいというのです。

かかりつけのお医者さんはいないということなので、西東京市のコロナウイルス感染症対策専用ダイアルを紹介し、相談してみることをすすめました。専用ダイアルに相談したHさんは東京都の相談センターの電話番号を教えてもらい、電話をしても、全く通じなかったそうです。そこでHさんは、また市の専用ダイヤルに電話をして、今度は厚生労働省の相談室を教えてもらい、電話をするとすぐ通じたが、「熱や息苦しさがなければ、検査は受けられない」と断られたそうです。

Hさんは、「PCR検査は重症の人しか受けられないというが、感染拡大を心配する人が受けられないようでは、感染者が増えることは確実だ。なぜこんなにPCR検査ができないのか」と憤慨していました。全く同感です。その他の市民の方からも、PCR検査を受けられなかったということを聞いています。

 

4月18日付の新聞(しんぶん赤旗)に、東京都医師会が、なかなかPCR検査が受けられない状況を変えようと、都内でPCR検査センター47か所を目指していることが報道されていました。東京都医師会は市区町村と連携し、47地区医師会のすべてで1か所は開設することを目ざし、すでに、10か所以上で開設、あるいは準備中だそうです。

 

4月19日の新聞(しんぶん赤旗)には、郡星沖縄臨床研修センター長の徳田 保春さんのインタビュー記事がありました。徳田さんは、台湾や韓国の医師と連絡を取り、韓国や台湾では、早くからPCR検査を大規模に実施し、その結果、封じ込めに成功していると話していました。重要な問題として、スーパースプレッダーといわれる感染拡大を引き起こす可能性のある人を早期診断することによって集団感染を防ぐことですと述べ、早期に広く見つけるために、学校の校庭や公園などで検査する仕組みも重要と話しています。

 

先日のテレビ番組では、韓国がPCR検査を大規模に行い、封じ込めに成功しているという報道もありました。日本でも、PCR検査の大規模な実施を行うことの必要性を痛感します。

 

東京都医師会のホームページを見ますと、「東京都医師会は4月17日、都内に最大47の『地域PCRセンター』を設置すると発表した」とあります。東京都医師会は都内23区に31、多摩地区に16の合計47の医師会があり、すでに10医師会が近日中に「地域PCRセンター」を立ち上げる準備に入った、残りの地域も設立を急ぐ方針だと書かれています。画期的な、待たれていた取り組みです。

 

私が、すでにPCR検査を実施している墨田区や新宿区に電話をして聞きますと、区と医師会が協力して実施していることが分かりました。

 

西東京市も、市と医師会が力を合わせることで、「西東京PCRセンターの設立」はできます。日本共産党市議団が、4月14日、市長に緊急の申し入れを行った時も、「PCR検査を希望者が受けられるように体制を整備すること」を求めましたが、市長からは「関係部署に伝える」のみで、明確な返事はありませんでした。

 

PCR検査を受けたい人が受けられることが感染拡大防止のためには急務です。東京都医師会が「PCRセンター47か所めざす」という表明を行ったことを踏まえ、西東京市と西東京医師会のPCRセンター設立の動きは、どのようになっているのか、議長、対策本部に,Hさんの例を報告し、現状を把握していただくことをお願いしました。

ブログ読者のみなさんの、PCR検査についての経験や、PCRセンターについてのご意見をお寄せください。

 

 


議会の一般質問で「小中一貫教育」を取り上げます

2019年08月31日 | 議員活動

昨日(8月30日)から9月30日(月)までの日程で、第3回定例議会が始まりました。

平成30年度の決算審査が行なわれる大変重要な議会です。

安倍政治のもと、格差と貧困の広がりで、暮らしが厳しい人が増えていますので、

市民の暮らしを守ることを丸山市長に求めていきます。

 

各議員による市長・教育長に対する一般質問は、

9月2日(月)~9月5日(木)です。

日本共産党の一般質問は、9月2日(月)11時40分~16時30分です。

 

私・保谷清子は、2日(月)11時40分からお昼をはさんで13時30分まで一般質問をします。

質問項目は、

① 市の平和事業と核兵器禁止条約について

② 教育行政について

 ○ 教育基本計画と小中一貫教育について

 ○ 教育計画策定のためのアンケート・ヒアリング調査について

 ○ 学校規模適正配置・適正規模について

③ 東伏見駅周辺の図書館設置について

④ 都立東伏見公園のトイレの設置について

             以上です。 

 

一般質問の中で特に力を入れて質問をするのは、「小中一貫教育」です。

教育委員会は、来年4月から「小中一貫教育」をスタートさせようとしています。

けれども、教職員の意見を聞くことは不十分であり、

市民や保護者には、まったく知らせていません。

内容も、子どもにとっどうなのかが不確かです。

質問で、現状と問題点を明らかにしたいと考えています。

 

教育委員会がこれまで議会答弁等で明らかにしている「小中一貫教育」は、

◎ 「小学生が中学生活への憧れや希望を持ち、中学進学後スムーズに新しい学校生活を開始できるよう

全小・中学校で『小中一貫教育』を開始する」

◎ 「実際に進学する中学校への不安を解消する、新しい環境に対する不安を解消する、

中学校での勉強に対する不安を解消する、の3点を重視した本市独自の小中一貫教育を行なう。

いわゆる中一ギャップの解消につながると考える」

 

◎ 小中9年間の取り組み内容(概要)

 ・ 小学校5年生に対する中学校教員による出前授業

 ・ 小学校6年生の中学校の一斉体験会

 ・ 全小中学校一斉地域清掃デー(仮称)を行なう

 ・ 学校生活ルールの導入

 ・ 授業における共通スタイルをつくる

 ・ 授業におけるユニバーサルデザインをつくる

 ・小中一貫カリキュラム(算数・数学・英語課)をつくる

以上が主な内容です。

 

私は、小中一貫教育ありきではなく、子どもにとってどうなのか、市民・保護者・教職員のみなさんが

大いに議論をすることが大事と考えています。

そのためにも、来年4月からの本格実施は見直すことが必要との立場で質問に臨みます。

ぜひ、傍聴においで下さい。

 

 

 

 


「小中一貫教育」について質問します

2019年06月09日 | 議員活動

4月20日から、ブログをお休みしてしまいました。

また書き始めることにします。

どうぞ、お読み下さい。

 

昨日(7日)から、令和元年第2回定例会が始まりました。

7日から25日までの期間です。

10日~13日は、各議員の一般質問で、日本共産党は、10日(月)に質問をおこないます。

ぜひ、傍聴においで下さい。

インターネットでも視聴できます。

 

日本共産党の各議員の質問時間、質問内容等、お知らせします。

中村すぐる 10時~10時50分 ○小中一貫教育について ○資源物の戸別収集について ○小学校体育館へのエアコン設置について ○その他4件について

大竹あつ子 10時50分~11時40分 ○特養ホームについて ○女性相談の充実について ○保護者による体罰について ○その他5件について

保谷清子 11時40分~13時30分(昼食休憩12時~13時) ○小中学校の学校図書館の充実について ○小中一貫教育について ○小学校の教科書採択に当たっての見本本展示について ○その他1件について

藤岡智明 13時30分~14時20分 ○国民健康保険について ○公民館・図書館のあり方について ○保育行政について ○その他2件について

※ 私の質問で、特に力を入れているのが、市の進める「小中一貫教育」についてです。

市は、小学生が中学校に進学してもスムーズに学校生活を開始できるようにという理由で、

9年間を見通した「小中一貫教育」を来年4月から本格実施しようとしています。

内容の主なものは、市内すべての小中学校で、「授業の共通スタイルをつくる。

算数・数学・英語についての教え方や学校生活の決まりのルールを統一する」などというものです。

「授業や決まりの統一」が、子どものためになるかどうか、よくよく考える必要があります。

また、「小中一貫教育」の検討が、市民にも保護者にも知らされないまま、

教育委員会と校長会の連携のみで進められていることも問題です。

中村すぐる議員と2人で、問題点を質します。ぜひ、傍聴においで下さい。

 

 


仮庁舎建設計画説明会で意見続出

2018年09月11日 | 議員活動

昨日は、大竹あつ子議員と一緒に、田無庁舎の食堂で食事をしました。

窓の外に目をやると、庁舎西側の広場、ケヤキの木等が目に鮮やかです。

風が吹き、葉っぱが揺れ、人が通り、見ていると、

「なんていい景色なんだ」と、心が洗われます。

 
 
 
 

でも、この景色が壊されようとしています。

市は、この場所に仮庁舎を作ろうとしているのです。

保谷庁舎を平成32年に解体し、保谷庁舎の機能を仮庁舎に移転しようとしているからです。

9月7日、9日の2日間、田無庁舎2回の、202・203号室で、「市民広場解体工事について」の説明会がありました。



主な説明は、以下の通りです。

「仮庁舎は、大和リースが作った建物を市が借りることになる」

「鉄骨リースの耐用年数は、38年だ」

「仮庁舎は、新庁舎ができあがる平成45年3月まで使用し、後は解体する。3月以後の使用は想定していない」

「新庁舎は、平成35年度までに建設する場所を市の中心部に決める」

「場所が見つからなかった場合は、田無庁舎・保谷庁舎の場所に建てることもありえる」

 

「市民広場解体工事を今年の10月~来年3月にかけておこなう」

「仮庁舎整備を、平成31年度4月から次の年の1月までおこなう」

「仮庁舎の使用は、平成31年度2月~平成45年度3月までである」等です。

 

参加した市民の方からでた主な意見を紹介します。

「仮庁舎だけの説明では納得できない。企画が出席してきちんと説明すべきだ」

「新庁舎の場所も決まっていない。将来の見通しがないのに仮庁舎をつくるとはいかがなものか」

「耐用年数が38年間ある仮庁舎を、14年間しか使わず壊してしまうとは、税金の無駄づかいだ」

「広場とケヤキの木は残して欲しい。防災上も必要だ」

「市民広場は、集会や行事に使われていた。利用できなくなることは困る」などです。

 

「庁舎統合の計画自体が市民への情報提供が不十分」「市民合意は得られていない」ことは市民の意見からも明らかです。

 

9月定例会の企画総務委員会には、「田無庁舎市民広場への仮説庁舎建設を断念し、災害に備え、ケヤキの植栽等を壊さないための陳情」が、

提出していましたが、時間切れで継続審査となっています。

日本共産党市議団は一貫して「市民合意のない仮庁舎建設の強行」に反対してきました。

 市民広場とケヤキの木の豊かな自然は、市民の宝です。

仮庁舎建設強行にストップをかけるために全力を尽くそうと、

食堂の窓から市民広場を眺めながら、あらためて決意を固めました。

 

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有料化・値上げ計画はストップを、論戦に全力

2018年09月02日 | 議員活動

8月31日から、平成30年第3回西東京市議会定例会(9月議会)が始まりました。

私ども日本共産党市議団は、一般質問で、第2回6月議会に引き続き、有料化・値上げ計画はストップすることを求めます。

この「有料化・値上げ計画」は、「西東京市行財政改革大綱アクションプラン」(2018年3月)で来年の4月以降に、検討されています。

有料化は、5種類のがん検診、市民交流施設、スポーツ施設の駐車場、田無庁舎・中央図書館・田無公民館の駐輪場、福祉会館の施設やお風呂、などです。

値上げは、保育料や学童クラブ育成料、国民健康保険料、はなバスの運賃、などです。

この負担増計画が実施されれば、市民の暮らし、健康、地域のつながりが壊されてしまいます。負担増は止め、福祉増進の市の役割を果たすことを求めていきます。地域のみなさんの切実な要望も取り上げます。ぜひ、傍聴においで下さい。

日本共産党の一般質問

森住孝明議員=9月3日(月)16時30分~17時20分

私・保谷清子=4日(火)10時~10時50分

藤岡智明議員=4日(火)10時50分~11時40分

大竹あつ子議員=4日(火)11時40分~13時30分(昼食休憩12時~13時)

 

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