先日は、書けなくてウンウンうなりながら、ハンドマイク用の原稿をつくりました。
12月の市議選で私の後継者のやまき明美予定候補の紹介と公約等をお知らせする目的です。
早速18日に、IさんとNさんが原稿を使い、富士町4丁目を宣伝してくれました。
Iさんは、「風が強くて大変だったけど、外へ出て最後まで聞いてくれた男の人もいたのよ」とうれしい報告をしてくれました。
もっと、聞く人の心に沁みこむような、共感してもらえる原稿をつくりたいと考えました。
そのためには何をどうしたらよいのか、書くためのヒントを探そうと、本箱から、30年も前に買った「私の文章修行―お母さんの文章教室」を引っ張り出しました。
薄いピンクの表紙に、海老名香葉子さん、壽岳琴子さん、櫛田ふきさん、など14名の様々な分野で活躍する女性のみなさんの名前が書いてあります。それぞれの方が、「〇〇さんの文章修行について話してください」との出版社の依頼に答えてくれているのです。
いずれの方も、なるほどと参考になる文章修行を教えてくれていましたが、特に印象に残ったのが、今は亡き作家の松田解子さんです。「ウソだけは書かないー飾らずに書こう」とのタイトルで、文章を書こうとする人へのていねいなアドバイスが載っています。
とても大事なかずかずなので、ブログ読者のみなさんにもご紹介します。
「一貫して気を付けたいことは、自分としてその文章は、何のために、何の目的で書くかということを忘れないようにしよう、つまり主題をはっきりさせようということです」
「自信をもって書き出すことが大事です。こう書けば、他人にわらわれはしないかと気を使っていては、伸びる筆も縮んでしまいますから、彼も人なり、われも人なりと思って、平気で書くことです」
「私はすべての人に、ずっと、毎日、日記を書くことを進めます。自分が今日、何をしたかを書く、夫や子供とのやり取りを書く、・・・、テレビで中曽根首相がどういう、うまいことを言ったか、その時の顔つきなども書く。次の日ウソを言ったら、そのことを次の日に書く。というように、なんでも気のついたことから、そのまま書き始めるようにおすすめします。それは、いつかは必ず、すべての人が、国の、ほんとうの主権者になる道にもつながってゆくことだからです」
主題をはっきりさせた文章をぜひ書けるようになりたい。
こう書けば、人になんと思われるかと、いつもビクビクしている自分がいました。
日記は、過去、何回も書こうとしたけど、大体3日で終わってしまった。
毎日書けるかしら。でも、気が付いたことをありのままに書くことで、国の主権者になる道にもつながっているならば、もう一度日記を書くことに挑戦してみることにします。
書く力をためていくことで、ハンドマイク原稿を書く力につながっていくとおもうから。
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