ＫＭＥＷ（ケイミュー）の次世代瓦「ＲＯＯＧＡ（ルーガ）」

外装メーカーのＫＭＥＷ（旧：クボタ松下電工外装）から、
先進素材の「Hybrid PIF」を生かした、次世代瓦・ＲＯＯＧＡ（ルーガ）という商品があります。
（発売が開始されたのは、２年ほど前からです）

Hybrid PIF（ハイブリッド ピフ）とは？
地震が多い日本の屋根には、軽さという要素が不可欠。しかし、軽さのために重厚感や強靭性を
犠牲にしてはいけません。ＲＯＯＧＡの素材は、３つの異なる素材特性をひとつに融合した
ＫＭＥＷ独自の新素材「Hybrid PIF」。従来なかったその優れた素材特性が、ＲＯＯＧＡの
さまざまな画期的性能を生み出します。

「Hybrid PIF」は、３つの素材から形成されています。樹脂材料・無機材料・繊維材料、
それらの長所である、堅牢さ・不燃性・耐水性・造形性・粘り強さを合わせもった素材です。

○厚くて軽い
屋根材を軽くするのは素材内に気泡を設けることが効果的ですが、気泡を多く含めば水が
侵入しやすくなり、経年劣化の原因にもなります。ＲＯＯＧＡの素材「Hybrid PIF」は、
気泡を樹脂被膜で覆う独自の「ポリマーフォーミング製法」によって水の侵入を抑制。
優れた軽さと低比重を実現します。

○粘り強くて割れにくい
地震や台風の飛来物で衝撃を受けても、「Hybrid PIF」から生まれたＲＯＯＧＡが
その強さを発揮します。無機材料と強固に結びついた繊維材料が補強材としての
役割を果たし、強い破壊荷重が加わっても素材自体がたわんで衝撃を吸収。
屋根の割れ・欠けを最小限に抑えます。




ＲＯＯＧＡの現物です。

瓦２枚結合している姿が、ＲＯＯＧＡの本体形状になります。
和瓦タイプの、ＲＯＯＧＡ【雅】（みやび）と、
洋瓦タイプの、ＲＯＯＧＡ【鉄平】（てっぺい）があります。
（写真は、ＲＯＯＧＡ【雅】です）