Takekida's log

千里の道も一歩から

さおだけ屋は…

2005-11-15 10:02:53 | What`s new ?
ベストセラーになった「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」山田真哉 光文社文庫を読んでみました。たいした分量でないので30分で読めます。実は会計学入門ですが売れているのはタイトルが気になるからということもあるのでしょう。 さおだけ屋さんの話自体は一瞬で終わってしまいます。 会計学入門の入門書といった感じです。ある程度分かっている人にはあまり面白くはないかもしれないです。
難解な語句は出てこないので分かりやすいといえばそうかも。
簡単に要約しておきます。

①利益を出すには… 収入を増やすか支出を減らすか
支出を減らす方が現実的、特に日常の10円単位だけでなく大きな出費の際に油断しない。 
②事業を行う際には本業と相乗効果の期待できるものを行う(連結事業)
  個人でも一緒、趣味や興味などの得意分野を生かす。

③個人の場合はローリスクローリターン、予算を立てて予算以内で運用する。

④個人、企業共に無駄な在庫を保有しないことが重要、期限を区切って処分する。

⑤売り上げは単価×数 どちらかをあげれば良い。前者がブランド物で後者が吉野家といった感じ。 リピーターを確保することも重要な戦略

⑥個人や家庭で注目すべきはフリーキャッシュフロー(=収入-最低限の生活費) フリーキャッシュフローを+にして使い道を考える。         

⑦数字に惑わされない。常に全体からの割合や相対的比率で思考する癖をつける。
 抽選だったら当選確率、車だったらパワーウエイトレイシオなど。

さほど凄い内容ではなかったですが改めて会計に対する認識を確認したという感じです。

*今日の練習*

朝  3本ローラー 1時間+河原ATペース
夜  ガスティSWIM(予)
 
*今日の英語*

"male-oriented"  男性向けの

*シェークスピア名言集*

"Sweet are the uses of adversity..."
「逆境の利益はすばらしい」(お気に召すまま 第2幕第1場)
公爵位と領地を奪われ森でくらす老公爵の台詞。
 まさにプラス思考 


Comments (2)    この記事についてブログを書く
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2 Comments

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そうですね。 (たけきだ)
2005-11-16 09:28:22
難しいことを難しくいうのは誰にでもできること。いかに多くの人に理解してもらえるかというのは非常に重要なことですね。研究でも同じことが言えると思います。 レビューなどを読んでいると批判する人もいますが妬みなのではと思ってしまいます。 



同じような会計入門はあるのでしょうがこの本に関してはタイトルのつけ方が特に成功の鍵なんでしょうね。
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ぼくも読みました. (μЯ(miura)@home)
2005-11-16 00:40:42
さおだけ屋ぼくも読みました.何で売れたのか気になったので.



読んでみて感じたのは,非常に身近である話題を提起して,

そこから会計学一般に結びつけると言った手法が,

会計を知らなくても,何となく解ると言うものでした.



タイトルで気になって,読んでみたら何だかスルスル進んで,

あんまり立ち読みするのもなぁと思った段階で,

みんな買って行ったのでしょうね,たぶん.



本自体は大した事は触れていなかったと思いますが,

こういった簡単な事をより簡単に万人がわかるように

表現する事について感銘を受けたと同時に,

自分もそういった能力を身に付けたいなと感じました.
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