Takekida's log

千里の道も一歩から

ビジネスと心理学

2015-07-12 23:19:14 | What`s new ?
今週末の主題テーマはディスカッションのすすめ方とカウンセリングについて。
 ディスカッションは会議などでの同調圧力とリーダーとして少数派の意見をどのように扱っていくのか、偏った視点(と思われる)意見をどのように扱っていくかというテーマでした。なかなか会社の中では立場を気にせず意見を言うというのは難しいところがあります。社会的インパクト理論(個人が受ける社会的なインパクト(影響力)は. 1影響発信源の強さ(地位、権力、能力). 2影響発信源と受け手との近さ(時間的/ 空間的/社会的). 3影響発信源の数. に依存するという見方)によれば相当のところ偏ったものになる可能性があります。またたとえ判断しがたいと本人が思っていても会議などの場所は多数派及び声が大きい人の影響を受けてしまうという問題があります。また過去の自身の経験から感情移入してしまうような「転移」というような現象もあり。 リーダーとしてはこういった影響を勘案した上であえて反対側に振ってみたりというカウンターが必要になるわけです。ただ会議の利点というのは自分だけでは考え付かない視点やひらめきが生まれるという点。ただこの効用を生かそうとするんであればまずIdeaの出やすい土壌を形成しておくこと、一旦頭の中においておいて寝かしておく、別の領域のIdeaを導入してみる、キーワードからの連想を利用するなどのIdea もあったりします。

 カウンセリングは従来の問題解決型から今、主流となっている解決志向型の特徴について学びました。実例として「新型うつ」にフォーカスし、増えている背景と対処方法について議論。背景としては社会的、家庭的に過保護もしくは親に制御されすぎてきた=自分の考えを持つように育てられてこなかったことにより、社会に対しての適用障害をおこしているということ。成績よりも意欲や関心を重視する新学力幹により他者の目を気にするあまり、自己肯定感(自分に対する自信、価値を感じること)が低いというのがありそう。実例としては配置転換で適用させたり、家庭訪問/カウンセリングを実施したりというのもありますが結局は自身で問題を解決するしかないわけでリーダーとしては単純に排除するのではなく如何に受け止めて気付きを与えていくことが出来るかということで人間的な幅の広さがあるかという点も試されているように思います。個人的に考えたのはマネージメントの効率さえ考えれば排除なのでしょうが働きアリの関係のように組織の中では選別していっても一定層はそうなっていく可能性があるわけで全体/将来の最適化を考えたときは排除というのは得策では無いということです。 
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