Takekida's log

千里の道も一歩から

鴨川ホルモー

2009-05-06 20:42:46 | Movie
先日のカーフマンで何とか入賞した賞品の中に映画「鴨川ホルモー」の鑑賞券のチケットがあったので行って見ました。
鴨川ホルモーとは不思議な名前ですがもともとは万城目学さんの小説の実写版。

あらすじ…鴨川のせせらぎが美しくも穏やかな五月の京都――。二浪して晴れて京大生となった安倍(山田孝之)は、同じ新入生である帰国子女の高村(濱田岳)と葵祭のアルバイトの帰り、三回生の菅原(荒川良々)から「京大青竜会」という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。入会する気など更々なく、「ただ飯」にありつく目的でコンパに参加した安倍と高村。しかし安倍は、その席で「美しい鼻筋」を持つ早良京子(芦名星)に一目惚れし、彼女に近づきたい一心で、思わず入会してしまう。
祇園祭宵山の夜、観光客のごった返す四条烏丸交差点に呼び出された青竜会メンバー。そこで待っていたのは、薄汚れた揃いの青い胴着に身を包んだ、いつもと全く違う雰囲気の菅原たちだった。ついに安倍たちは、このサークルの目的が、京都に千年続くという謎の祭り、"ホルモー"を行うことだと知らされる!
そしてどこからともなく現れた、白、赤、黒の胴着を着た異様な集団・・・彼らは立命館、龍谷、京都産業大学で同じく"ホルモー"を行うメンバーだという。
果たして"ホルモー"とは一体何なのか!?そして隠された衝撃の真実とは・・・!?


なぜ商品となっていたかというとカーフマンのスポンサーがカリフォルニアレーズン協会でホルモーという競技に出てくるオニ(小型の鬼、式神)の補給食がレーズンだからということに由来しているようです。実際、映画でも部室の内外に積み上げられたレーズンのダンボールにカリフォルニアレーズン協会の名前が入っています。

同じく京大出身の森見登美彦さんとも通じるようなまさにファンタジックな内容ですがそれを実際に映画化してしまうというところが面白いところ。ユーモアがちりばめられた内容で純粋に楽しめます。

作者も京大出身の作家とのことで舞台も京大の周辺。
実際に映画内で登場する京大の古い寮やキャンパスの様子は東北大学とも似た匂いを感じ、なんだかなじみも無い場所なのに懐かしくなりました。

小説では続きのホルモー六景
というのもでているということでこちらも読んでみようと思います。
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