山内ちえこ~愛と感謝をハグ♪

全ての生命とハグ&ハーモニー~魂と心と身体の調和で幸せに生きる♪

わたし物語・たましいをつなぐ同調ワークができるまで♪

2014-10-20 20:12:13 | わたし物語・同調ワークができるまで
わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>


心や身体、スピリットに働きかける

様々なアプローチの方法や

音楽の特性、症例に合った

楽器の使い方、心理学などの授業を受けながら

私の深い部分にある傷つき体験に光があたり

毎日気づきを得ながら

いよいよ工科大最終日になりました


かなりエネルギーを使う数日だったので

最終日は少し疲れていましたが

翌日からは「シュタイナービレッジ」での研修

ということもあってか

心は元気でした


最終日の授業は、

世界の様々な施設の実践方法紹介と

オーストラリアにある

いくつかの施設の実践を

ビデオで観ることが主でした


やり方だけを学ぶのは

本当の意味で身に付かないのですが

症例に対するアプローチの

モデルケースを知ることは

実践方法の参考になるので

興味深く見聞きできました


毎日ずらっと並ぶ

甘~いお菓子の匂いが

全く気にならないほど集中していました


そうして授業は進み

最後のビデオが始まったとき

あっ!と息をのみました!


なぜって

その映像は「プール」の中で行っていた

音楽療法のシーンだったからです!


成人の様々な障がいがある方々が

20mほどのプールに入って

セラピスト2名と

施設の職員さん2名と一緒に

音楽と水の特性を活かした

身体活動をする様子を映していました


うわ~!セラピストが2人もいる!

うらやましい~

セラピストの一人は

プールサイドでギターを弾き

歌いながら声をかけ

参加者もその声に刺激され

メロディーやリズムに乗って

歌ったり踊ったり


参加している人たちの表情が

どんどん変化していくのがわかります


私は鍵盤ハーモニカを使って

セッションするスタイルだったのですが


アクアビクスのような規制の音楽に

人と運動を合わせていくのではなく

参加者のリズムやテンポ、状況に合わせられる

音楽の提供ができ


それが水中での身体活動と融合すれば

今までにない実践効果がでるのでは

障がいがある子どもたちの

感覚統合に役立つのでは

という

仮説を立てていた私は

同じスタイルを実行する人がいたことに

驚きとうれしさと

この方法、方向でいいんだと

直感しました!


日本ではプールでする例を

聞いたことがないと

通っていた研究所では聞いていたので

一人で研究するしかないか・・と

淋しい気持ちでいたことが吹きとび

身を乗り出して映像を見ました


この日離れた席に座っていたAちゃんも

驚きの表情で私の方を振り向いています


うん!うん!

私たちは間違っていなかった!

頷きながらAちゃんに、心の声

テレパシー的対話を送ると

AちゃんはVサインを返してきます♪


私たちはこの映像を観るために

この授業を受けた、とも感じました


リトミック講師の講座に1年通い

最終日に会長先生から聞いた

あの言葉と同じ感覚でした
(以前のブログに書いています)


そのことを思いだし、また最後の日・・

苦笑しました

そうこうしていると質疑応答の時間

勇気を出して手を挙げ

ビデオの施設のこと、同じようなアプローチを試していること

他にも水中で障がいがある子どもを対象に

行う人はいるかなど質問しました

担当教授はこの質問にとても驚いて

自分の知る限り、ビデオの施設と
メルボルンに1つだけ

障がいがある子ども対象で行う施設があると

聞いたことがあるが、世界でもまだ珍しいと思う

という答えとともに

症例が少ないかもしれないけど

めげずに研究しなさい

何か協力できることがあればいつでも連絡を

こんなうれしい言葉をかけてくれました!

私の内側は、うれしさで踊っている♪

飛び上がる、というより

ポンポンと弾むようなエネルギーが

胸やお腹の中で弾んだ、そんな感覚を

今でも良く覚えています


勇気を出して「したいこと」をしてみると

そこにはステキなことがまっている

オーストラリアで得た大きな実感でした

この体験を糧に

シュタイナービレッジに行く感覚は

オーストラリアへ行くときに

思っていたことと全く違っていました


私が思っているよりも

実現できることが多くあるのかもしれない


未来の様子に広がりを持てていました


シュタイナービレッジ、ノードフロビンス音楽療法

どんな感じだろう~

今度は何が起きるかしら

期待膨らむ私でした



では

この続はまた

次回に



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わたし物語・たましいをつなぐ同調ワークができるまで♪

2014-08-26 19:56:37 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは

今回はアップするのが遅れて

本当にごめんなさい


初のすっかり忘れ。。。老化かなぁ


来月は忘れないで20日に!と

頭と心に刻みました!


では、39回目のわたし物語

オーストラリア編です



「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで39回目

< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>


いよいよ始まる・・・

少しピリッとした気持ちで座りながら

周囲を見回すと

仲間たちも緊張の面持ち

そうよねえ。。

期待と不安が入り混じるよね

隣に座っているAちゃんと

ポソポソお話していると

教授たちが入ってきて

短期セミナーのガイダンスが始まりました


先生方の紹介や、大学内の案内

授業の進め方など、とても丁寧な説明で

何だか終わりそうにない。。。


1時間も過ぎたころ

教室の空気は「授業はまだ?」一色に

そんな雰囲気をもろともせず

工科大の先生方は

顔色一つ変えずに説明してました


そうして2時間近くたったころ

「これで説明を終わります」と聞き


やっと始まる~!

気持ちを建て直そうとした時

教授たちが教室から出て行ってしまい。。。


え?え?なぜ?


皆、ざわざわし始めると

後ろのドアが空き

クッキーやミニサンドイッチ

お茶やコーヒーが乗ったワゴンが入ってきて

皆さん~ティータイムです~のアナウンス

皆、ヤル気目いっぱいのところ

たくさん待った挙句に

お茶にしましょ、だったので

「ガクッ」と肩すかし


なんだ~こんなことなら

もっと軽~くいればよかった~


口々に話ていると

この短期セミナーを企画した

日本の教授から

郷に入れば郷に従え、よ

さあ、お茶を頂きましょう~みなさん


促されて、皆しぶしぶ席を立ち

ぼやきの声が聞こえたのはつかの間

あっという間に

大きなクッキーとお茶の虜に!

良く食べる、良く飲む

バリバリ、もぐもぐ食べる食べる

つい今しがたまで

待ちくたびれた

早く授業してほしいなどと

ぼやいていたのに

この切り替えの早さ!


お菓子の威力は恐るべし!


いえ、おばちゃんパワー恐るべしかな(汗)


朝から驚くことばかりで

Aちゃんと私はびっくりしっぱなし


心のエネルギーをかなり使ったので

落ち着けるために

お茶を飲むことにしました


たっぷりお砂糖がかかった

大きなクッキーは遠慮して

小さめのピーナツバタークッキーを

半分づつしたのですが

それはそれはスイートで!


私たちは顔を見合わせて苦笑い

このティータイムのおもてなしは

1つ授業が終わるとやってきて


工科大の教授たちはバクバク食べて飲んで

ランチもしっかり食べて

おやつも食べる元気いっぱい

そしてたっぷり体型


工科大に1週間行きましたが

このパワーは衰えることがありませんでした


そんなこんなの体験刺激もさることながら

授業の刺激もかなりのモノでした


1日目は座学がほとんどでしたが

音楽が持つ力を「科学的な目」で

多角的に説明があったり

音楽ではないことと、音楽の共通性や

話の中にサラッと

スピリット、ソウル、の言葉が

どんどん出て来ました


その頃の日本は、こういった言葉を出すと

新興宗教っぽく受け取られたり

内容に信ぴょう性がないことだと

受け取られる時代でしたから


私は敏感な感性を持っていることを

できるだけ知られないようにと

心に「緊張」が張り付いていました


でも、そんなことはない

日頃は、感じていた気持ちを

押し込めていたのです


授業を聴いているだけで

この「隠そう」としていた気持ちが

刺激を受けて湧き上がり

心の中で言い訳していることに

気が付きました


グズグズといろんな言葉が出てくるその下に

本当に言いたい「ことば」が

あるのがわかりました



自分の問題を終えていくことは

セラピストになるには大切なこと

今ならそれが解りますが


その時はぼんやりとしか

それがわかっていなく

授業を受けながら

ちょっと苦しい思いをしていました



どうしようかなあ。。。教室から出たいけど

出たらわからなくなるし。。


心が落ち着かずにいたら

次の授業の教授が

後ろのドアから入ってきて私の横に立ち


そっと近づき肩をトントン


ニコっと笑って「リラックス」と

語りかけてくれました


わかっちゃった。。。

恥ずかし・・・

でも

心と身体はつながっていると

身を以てわかったり


教授の配慮にうれしさもあり

セラピーを学びに来たかいがあったとも

実感しました


スピリットの言葉を語る



オーストラリアでの学びは

音楽療法の勉強をする、の中に

私自身と向き合うという

真の意味があったのです


初授業からこんな発見があったので

2時間目は何がでてくるんだろうか。。と


心配癖が顔を出したり、引っ込んだり


心に汗をいっぱいかいた1時間目でした


終わった途端、ホッとして

あの大きなクッキーを手にしたのは

言うまでもありません



ちえこさん、めずらし~!

Aちゃんにびっくりされ

身体には良くないかもだけど

心が欲してるのよ~


色々発見して、どぎまぎして

何かにすがりたかったの、とは

まだ言えなかった私は

こんな言葉で苦笑しました


刺激的な1時間目の後

2時間目には何が起きたか



次回のお楽しみ~

です


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わたし物語・同調ワークができるまで 38回目♪

2014-07-20 18:44:41 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんにちは

いつもこの記事を読んでくださる皆さま

ありがとうございます

連休の日曜、いかがお過ごしですか?

私は済ませるお仕事があり。。。

数時間デスクワークをしました

そうしていると

お問い合わせの電話がかかってきたりして

エネルギーシンクロすることが

今更ですが

面白く~そしてやっぱりねと

納得しています


この後は自由時間

ゆっくり骨休めをしたいと思います


では、38回目になったわたし物語

オーストラリアでのお話をすすめます


「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで38回目

< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>


オーストラリア2日目

いよいよ大学での講義です

朝6時前に目覚めて瞑想をしていると

ルームメイトのAちゃん
(のちにスタッフになりました)も
目をさまし

呼吸法に参加してきました

いよいよだね~声を掛け合い

気持ちと呼吸を整えて

朝陽のエネルギーをチャージして
ばっちりグラウンディング

出かける準備を済ませて
朝食を取りにレストランへ行くと

6時30分の開店直後にもかかわらず

長蛇の列でびっくり!

日本のホテルで朝に並ぶ体験は
したことがなかったので

開店少し前に行けば
すぐに入れると思っていたからです


ところ変われば・・ですね。

きっとおいしいんだね~

期待感いっぱいで待っていると

10分ほどして席に案内されました

満席のレストランには

宿泊客以外にも
食事に来ているような様子でした

人気あるのね~と驚いているうち

テーブルに案内されて歩いていくと
その訳がわかりました

サラダや果物などの食材が多い
ビュッフェ形式で

飲み物も充実していました


それとうれしいことに

ヨーグルトやパンなどは追加料金なしで
テイクアウトできるのでした

あまり食べられない人には
食べたいものを持ち帰りできるのは
うれしいサービスです!

私もAちゃんも

食べる量が少ない人だったので
考えることは同じ

ランチパックにして
大学に持っていこう♪

お昼のメニューを
考えなくても良くなったので

私たちはしあわせ気分倍増です♪

ルンルンの足取りでお迎えのバスに乗り

朝7時30分に大学に出発しました

私たちのホテルは
シドニーオリンピックを翌年に控えて

リニュアルオープンしたばかりの
シティホテルで

シドニー市内のとても便利な場所で

しかもオフィス街なので

お仕事前の朝食で

レストラン利用する人が多かったのです

お家で朝食をしないのかしら?

そんなことを思っていると

日本には見ない風景が
通行人に沢山見えてきました


ほとんどの人が
軽食店のものらしい紙袋を持っている

たばこを吸いながら歩く人の多さ

お店で朝食を食べている人

朝7時30分ごろなのに

かなり多くの通行人がいる


不思議に思ってみていると

ツアーガイドさんが教えてくれました


オーストラリアの始業時間は8時がほとんど

家が郊外にある人が多くて

会社到着後に朝食するのが
習慣なんだと


なるほど~

だからレストランは人でいっぱい

軽食店の紙袋は会社で朝食する

そういうことね~

日本との違いに驚いるところに
ガイドさんがさらに

シドニーは、というより

オーストラリアは
環境にとてもキビシイ国で

ホテルや公共の場や
会社内は全て禁煙

吸っているところを発見されると
外国人でも罰金を科せられる

なので、喫煙者はみな「外で」吸う

へ~っ。。ほ~っ。。

良く観ると確かに、
道の隅に灰皿が設置されてました

男女関係なく歩きたばこ、していました

小さな子どもと、すれ違ったら危ないなあ。。

ふっとそんなことを思ったとたん

オフィス街に子どもはほとんどいませんので
みんな外で吸いたい放題です、のコメント

ほ~っ。。。なるほどね。。


見る物、聞くこと、初体験ばかり
出発して数分なのに

心のボルテージは上がりっぱなしです♪

色々聞いているうち
高速道路入口に着くと

更にびっくりが!

市内に向かって入ってくる車の列!

最後車がどこかわからないほどの混雑です!

シドニーの朝の高速道路の通行は
5時~7時がピークで

料金所を出るのに、
2,30分待つのはあたり前なので

朝のラジオ番組はとても人気があるとか♪

日本でも都内に行く朝のラッシュ時は
かなりの混雑ですよね

しかしオーストラリアの車の数にも
本当に驚きました!


郊外から通う大変さは
日本もオーストラリアも同じでしょうね

電車ラッシュもとても大変ですが、
車通勤ラッシュもかなり精神的に参りますし

事故が起こる可能性も高くなります

ブログを読んでくださっている方の中で
車通勤の方がいらしたら

気持ちの余裕が保てるように
なさってくださいね


特に、車中で耳にする「音楽や言葉」は

運転者の身体や心に
多くの影響を与えとても重要です

混雑、渋滞の時に耳にするもので、
事故が起きやすくもなります

車の多さを観ていたら

車の事故に関する「音楽療法の研究」の
事例を思い出しました


カナダの音楽療法研究発表で

郊外通勤の工員が多い工場で

ある時事故を起こす人が増えたので

原因を調べたところ

「車の中で聴いている音楽ジャンル」に
共通性があったとわかったのです


それは・・・


車中でロックを聴く時間が長い人


という共通性でした

アグレッシブな音楽の特性が

渋滞でイライラしていた気持ちに
マイナス作用をもたらしたり

その人が持っていた「心の不安定さ」に
作用したのかもしれません


でも、「ロックが悪い」のではありません

その人の精神状態がどうなのか、が問題です


事故が多発しては
仕事にも支障が出るので

対策として工場長さんは
工員さんたちに朝晩の通勤時にロックではなく

ロックよりもテンポが遅く
明るい曲想の音楽を聴くようすすめて
様子を観察したそうです


そして3か月ほどの間
事故は1件も起きなかったそうです

音楽が持つ力は、すごいものがあります♪


出発後から刺激いっぱいのバスの旅は

混雑している道とは反対に
郊外に向かって進んで行きました


走ること2時間ほどで
自然がいっぱいのエリアへ入っていきました

そこは、目を見張るほど大きな木々ばかり

オーストラリアは何でも大き!と見とれていると

シドニー工科大学に着いたとアナウンスが!


ついに、願っていた場所に、目的の地に
立つことができる!

良い意味で、背中と心が
ゾクゾクしてきました♪


皆、口々に「やっと来たね~」
握手したり、背中をポンポンと叩いて

ここまでこれた喜びを分かち合っていました

授業が始まる前から、みな

うれしさいっぱいです

エントランスに入ると周囲を

きょろきょろ、ウロウロ、

おしゃべりペチャクチャ

まるで幼児です(苦笑)


研修を企画した教授に
「静かに・・!」と叱られても


「静かにしなきゃダメだよ」と大声の人

それでまた皆、大笑いしたりして

叱られたって、みんな、へっちゃら(笑)


どんな授業が始まるのか

期待いっぱいでした


でも、授業が始まる前に教授から
しっかりお小言を頂きました。。。

観られているという意識が
皆、低いと!

日本の代表として行動を慎みましょ!

確かに、そうです


そう言われて、気持ちが
シャンとしましたよ

学びの意識が全面に出て来ました

いよいよ学ぶ時の始まりです

教室に案内されて椅子に座ると

感慨深い想いと、
これから何が始まるのか

期待感が高まってきました


音楽が持つ力について深く知るチャンス♪

新しい世界への扉があいた瞬間でした

はじめての見聞、体感

とてもとても、刺激的でしたよ

心と身体だけでなく

精神と霊性についてのお話も

沢山ありました


どんなことだったかは

次回のお楽しみ、です


ではまた来月
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わたし物語・同調コミュニケーションワークができるまで♪

2014-05-20 21:37:07 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは

しばらく初夏のような暑さでしたね


気温差が大きいと

疲れやすくなりますが

元氣にされていますか?


横浜は明日雨の予報

春の風と恵みの雨が来れば

浄化は促され、乾いた大地は

息を吹き返します


私たちも同様に

心身浄化に動きますから

久々の雨は待ち遠しい

そんな気持ちでいます


ちょうど明日、

二十四節気の「小満」

天の恵みを受けた動植物が

イキイキと生命力を蓄えて

グングン成長する

そんなエネルギーの動きです


私たちも変化・変容は

ベストタイミングです


今回のわたし物語も

そのエネルギーとシンクロする

新しい流れにノリ

変化のプロセスを進むお話です



わたし物語

「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで36回目

< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>


オーストラリアで音楽療法を学ぶ旅へ

行きたい私が

家族にプレゼンする!と決めたところまで

前回お話ししましたね。


意を決したその日の夕食あと

家族に切り出しました


あの、ね~


一言発したとたんに、心臓バクバク!

冷や汗も出そうでしたが

ここで止めるわけにはいきません


一息おいてチラシを取り出し


音楽療法を勉強しに、オーストラリアへ行きたいの。

観光旅行じゃなくて
短い留学みたいなものだけど

費用は自分の貯金で出せます

これからの仕事に
とても必要だと感じてて~


話し出したら口から勝手に

思いが言葉になって溢れてきて

どう話そうかと身構えていたのが嘘のように

スルスルと話している私を

もう一人の私が見ている

そんな感覚でした


一通り話し終えた後


ちょっと間を置き娘が


「いいじゃん!行って来れば?ねぇ?」


隣の息子の肩をツンとつつきました


「そうだね

そんなに行きたいなら行って来れば?


僕らの弁当は買えばいいしね」



え?ホント?イイの?!


心のボルテージはグ~ンと上がりました


期待を込めてパートナーを見ると

苦い顔をして黙っていて

むむ・・怪しい雲行き?

でもここで引き下がるわけにはいきません


この勉強がどんなに必要か
もう一度話そうと息を吸ったとき


「まあ、いいんじゃないの?

行きたいと思うときに行くと

良く学べると思うし
子どもたちもいいって言ってるし」


やった!

賛成の答えが来ました!
プレゼン成功です!

うれしくてうれしくて!


ありがとうを何度も連呼しました

よかった~気持ちが通じた。


そう感じた時

一番先に賛成してくれた
娘のことを感じて

私の気持ちを察してくれたんだなあ・・

食事のことが気がかりだけど
何とかするから行ってきてと

背中を押そうとしてくれた息子に

成長したな~・・・

感慨深いものがこみ上げて
涙が出そうでした


それから

学生時代は、勉強するのが
イヤでたまらなかった私なのに

今はしたいと思うなんて
人って変わるものなんだ・・

学生時代はいかにサボるかを
考えてばかりいたので

まるで別人のような気持ちに
変わったことにも

感動していました

それまでとは違う私が
まさに生まれたような気がしました


そう、リ・ボ~ンです

本当の想いで生きる私へ

再誕生するプロセスの体験だったのです


今、振り返ると

新たなエネルギーの流れにシフトする

人生の分岐点だったと実感します


内なる自分の想いで行動する

直観に導かれて進む

流れにゆだねる

感じたことを信頼する

出来事の中でこうしたことを学び

自分を肯定するという

学びの本当の意味に気づけました


意を決したプレゼンは

私にとって必然の当然の

必須の出来事だったのです

この体験後に行った

オーストラリアでの体験は

目からうろこ!だらけ

あれもこれも、全てに心が動き

全て必然、の意味を全身で理解し

深い内側で納得していきました


この経験は

たましいの願いの入り口

私の使命は何か、

何をしに生まれてきたかを

もっと見つめよう

そんなふうにも感じたのです


霊的な意味に気持ちが動いた

オーストラリアでの体験は


どんなことだったのか


また次回、お話しますね
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わたし物語・同調コミュニケーションワークができるまで♪

2014-04-20 18:45:57 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは

暖かい春の陽気が

あふれていたのもつかの間

昨夜から寒さが戻った横浜です

皆さんのところはいかがですか?


小雨が降っては止むので

昨日も今日も傘を持って出かけてました


時季は、穀雨

田畑を潤す雨が豊穣をもたらすので

菜種雨月とも言われます


畑の恵みは、私たちの幸せに通じますから

雨のお出かけは面倒ではあるけれど

雨は降ってよし、上がってよし

捉え方を変えてみると

気持ちがちょっと変わります


心の在り様は、人生を変えて行きます

1年前のわたし物語にも

そんなことを書いていました


同調から調和をもたらす対話についても

障がいがある子どもたちと関わることで

さらに精度を強めて行く様子も

書いています

http://blog.goo.ne.jp/hugchieko/e/86faed4e1718d8ff84588e9f75052ee4


では、「わたし物語」35回目です。


わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>

新しい動きが起き、

予想しない展開に進んだ話しを

前回書きました

それはどんなことかを書こうとすると

少し前のエピソードをご紹介して

つながりをお話しする必要があります


それは2つあって

どちらも大きな出来事でしたが

今日はその1つ、先に体験したことを書きますね



私のHP・プロフィールを見てくださった方は

気づかれたかもしれませんが

30代最後の年に音楽療法をもっと学びたくて

オーストラリアへ短期学習に行ったことがあります


その場所はシドニー工科大学と

シュタイナービレッジの中に在る音楽療法センターでした


シュタイナーの思想、哲学、教育を学び始めて

数年たった時、岐阜の音楽療法研究所に通い始め

その時お世話になった先生が


シュタイナー教育に関連する障がい児学校で産まれた

「ノードフロビンス音楽療法」をされる方でしたので

その方法にじかに触れたいと思い始めていました


研究所に通っているとき

たくさんのVTRを見せていただき

障がいがある子どもへのアプローチの仕方

即興を大切にしつつ関わる方法にとても共感し

水中運動と合わせることができるのではと

直観していたからです


どうやったら海外で勉強できるのだろう

音大を出ていない私が、できるものだろうか


家族があるから一人で海外へ行きたいなんて

無理かな・・でも行きたいなあ・・


少しづつその思いは膨らんで行きました


シュタイナービレッジの様子も

勉強会へ行くたびに写真やVTRで観て


自然の力を活かした有機農法

なんて言うのがあることも初めて知り

(その頃の日本は、農薬全盛期でした。。。)


幼稚園、学校、病院、銀行など

シュタイナーの思想を根底に

運営されていることを知り

驚くばかりでした


人は有機的な生き物である

という云い方も初めて知り


いい伝え方だな~と感心したりもしました


肉体以外の、霊体とか、幽体とか話すと

あやしい、宗教でもやってるの?と

胡散臭そうに見られる経験があったので


言葉による誤解を避けたいと

目に見えないものを説明するとき

とても困っていたからです


どうやったら

シュタイナーの実際に触れられるのだろう

ノードフロビンス音楽療法を学べるか

それがその当時の私の頭の中を

占領していました


そんな風に5か月ほどが過ぎ

新しい年を迎えて節分目前になったある日

岐阜音楽療法研究所(当時)の講座へ行くと

クラスメイトから

「ねえ、これ行かない?」と

あるチラシを見せられたのです


3,4人の仲間と一緒に

なになに?という感じでチラシを見に行って

「あ~!!」

思わず叫びました!

そこには

音楽療法の体験学習「オーストラリア研修」と書かれてあり

研修先は、シドニー工科大学と

オーストラリア・シュタイナービレッジ
「ノードフロビンス音楽療法センター」と

書かれてあったからです!


飛び上がるほどびっくりしました!


まさに私の願い通りの場所

しかも音楽療法学科の教授が同行し

現地の授業は通訳さんもつくと書いてありました


行きたい場所に行けるだけでなく

英語が堪能ではない私にとって

理想的なバックアップまでついてる!!


もう、授業どころではありません

頭の中はすでに現地へ飛んでいました


もどかしい気持ちで授業を受け

終了と共に、例の先生の所へ直行

チラシを借りて

私でもこの研修に参加できるかと

意見を聞きにいきました

すると~

行ってみたらどう?きっと何とかなるわよ

同行される先生は、現地の先生となじみがあるようだし

シュタイナービレッジの音楽療法センターは

私の元同僚もいるから、行くなら伝えておきますよ

きっとサポートしてくれると思います


なんて嬉しいコメント!!

私の心はゴーサイン一色になりました


後は、家族と相談してからだわね・・

心が決まった後

どう話たらいいものか

だんだんシリアスになってきました


帰りのバスの中では

家族になんて言おうか・・

反対するかな・・

日曜のボランティアどころではなく

数週間家を空ける、となると簡単じゃない・・・

心配思考一色になりました


ブルーな風が吹いたり止まったり

隣のクラスメイトも同じような表情でした


一緒に活動を始めていたクラスメイトも

参加資金のことが気がかりで

家族にどう話そうかと思案していて

バスの中は重~い空気が流れました


電車に乗り継ぎ、自宅が近くなるにつれて

切り出す言葉が全くまとまらず・・・


この日は話すのを止めて

考えをまとめて話すことにしました


それから数日

なぜ行きたいか、を考えていると


一人で海外短期留学したいなんて願いは

無謀? 家族を無視してる?

自分勝手かな。。贅沢かな。。

子どもたちは、中学生と高校生

自分で身の回りのことはできる

けど・・パートナーはどうだろうか

いろ~んな不安や心配の言葉が出て来ます


じゃあ、やめる?と自分に聞くと

いや!あきらめたくない!と思うのです


1週間ほど考え悩みました

クラスメイトと情報交換しました


皆、一進一退中でした


参加の締め切りが2週間後に迫り

迷っていても、考えていても

グルグルと思考がめぐるだけなので

ついに、口に出して話そう!と決心しました


思いを語る、願いのプレゼンです


とても大きな挑戦です


「ダメだと、お母さんなんだから家族を置いていくなんて!」

「自分の想いを大事にしよう、願いは通じる!」


心の中で対照的な声が交互していましたが

意を決して言う日を決めました


そしてついにその日!


結果は・・・



来月にお話しします


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