皆さん、こんばんは
いつも「わたし物語」を読んでくださり
ありがとうございます
今日で30回目を迎えました
人生を振り返りつつ書くことで
その時見えなかったことの意味が
わかったり
今だからこそ、わかることもあったり
「受け入れる・わかる」って
タイミングがあると今更ながら思います
では、お話を始めますね
わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>
生徒の保護者からの苦情に
ショックを受けたことは
前回ご紹介した通りです
さてその苦情とは
いったいどんなことだったか・・・
それは、ある先生の
生徒に対する「態度と表情」についてでした
子どもたちを見る目や態度に
差別感が見える、というのです
これを聞いて
え??なぜそんなことを言うのだろう・・
一生懸命慣れようと努力している、のに。。
という心の声と
見抜かれた・・やっぱりそうか。。。
心のある部分で感じていた真実を
的確に言い当てられた!のような感じと
隠そうとしたわけではないけれど
秘密にしていたいウソがばれたような
バツの悪さと恥ずかしさとが入り混じった
何とも言い難い感覚におちいりました
そして、
そんな私に追い打ちをかけるように
会員全部の親御さんが、同じ意見だとおっしゃり
その先生をやめさせてくれなければ
全員が退会する、と言われてしまい
心底びっくり
そうなっちゃ困る!と
その先生の良いところを色々説明したり
おっかなびっくりの対応が
障がい差別とうつるのでは?とか
思いつくことを次々話してみたのですが
その保護者の方はガンとして
聞き入れてはくれませんでした
そして、とどめの一言
「あの先生の関わり方を見ていればわかる
、障がいがある子どもを受け入れてくれていない」
絶句・・・でした
返答のしようがありませんでした
なぜなら、その先生から
「障がい児を見るのも、触れるのも初めてだから
正直怖いし、触れるのに勇気がいる」と聞いていたからです
少しづつ慣れていこう
心の差別は変える努力をしましょう
採用面接の時、そのようにアドバイスをしていたので
保護者の方々に察知されていたことを知り
恥ずかしいような
言い当てられてバツが悪いような
どうしたものだろうか
何とか思いとどまってもらえるように
考えを尽くして話しましたが
保護者の方々は「ノー」の返事
退会されたら困るし・・
でも、あの先生に真実のままを伝えて
受け入れれるだろうか
怒ってしまうんではないだろうか・・・
不安と恐れが全身をつつみ
その夜は、眠りも浅く
おまけにじんましんも出て
この刺激で以前、同じような経験が
あったことを思いだし
なに?このつながりは・・
怒りのような気持ちと
同じことが繰りかえるには理由があるよね。。。
心奥にあるものに、目を向けようとする私とが
交差していました
そしてここで、
同じことが繰りかえる、
このサインは他にもあったことを思い出したのです
鳴海、という土地は
初めて就職した場所で
初めて障害がある子どもたちと出会った場所
その場所に、当時とは会社が全く違うのに
戻る予定でもなかったのに
縁あって10年後にまた鳴海にもどり
仕事を再開して、5年が過ぎていました
15年前にし忘れたこと。。。
それを今、すべきだと直観しました
それは、
嫌なこと、つらいことから逃げずに
勇気を出して向き合い
対処に動くこと
直観してわかったものの
心は重く、迷いに迷い
3日考えたのち、勇気を出すことにしました
その先生に、話に行ったのです。
隠すことなく、真実を伝え
相手を受け入れ、対応を変える更なる努力を
お願いしたのでした
その方も、青天の霹靂で
予想もしない苦情に心底びっくりされ
考える余裕さえもない状態になられたので
数日後に又お話しすることにしたのです
それでも、良く話してくれたと労ってくださって
至らないところがあったのは
よく承知しているから
どうすべきか考えると
私が安心できるようなことを
別れ際におっしゃってくださったので
よかった~ごまかさずに話せて
きっとあの方も、ご自身の対応を変えてくださるし
保護者の方には、もう一度チャンスをくれるようお願いしよう
希望が見えた明るい気分で、お別れしたのち2日後
さらい思いもしないことが、私を待っていました
今度は、私が「責められる」側に立たされたのでした
なぜそうなったのか。。。
自分の中にある「古い感情や思い込み」を見つける
このレッスンが続きます
では、この続きは
来月にお話しますね