利尻山へは、飛行機と船を利用するため、行くだけでなかなか大変です。やはりまとまった休みの時でないと💦そして2024年GW天気が良さそうなため、我々は利尻へ。。。
飛行機で稚内空港へ。そしてフェリーに乗って鴛泊港へ。飛行機が遅延したため、フェリーに間に合うか、かなり焦った💦が、ギリギリ最終に間に合い、ホッとする。
そして利尻富士こと利尻山が見えてきた。ついに来ることができたことへの感動とワクワク。そして緊張感も。
ついに来た。。。まずはガスを買おう。ちなみに利尻には熊🐻いないそうです!
今回、1日目と3日目にお世話になった雪国さん。料理がとても美味しく。過ごしやすい宿でした。
宿の前には海が広がり、波の音。カモメの鳴き声。かなり癒されます。
とても美味しかった夕食。連泊(1日飛びだったが)すると、献立が変わります!
翌朝。旅館の方に登山口まで送って頂き、ついに始まります。嬉しすぎて既に泣きそうです。
朝は少し雨が降ったようですが、この後は晴れの予報です。
甘露泉水。日本名水百選です。とても冷たくまろやかです。
橋を越えて登山が始まります。鴛泊コースは長官山を経由し、利尻山を目指すコースです。
多少、雪は残っておりますが、特段、問題ありませんでした。
ここで道をロスト。登山道から少し外れます。
気が付いた時には、尾根の右に少し下がったところが登山道でしたが、方角は同じようなのでそのまま進みます。
多少の藪漕ぎや木を避けたりしながら、上部の合流できそうな所まで尾根を登ります。
無事に登山道に合流。登山道には雪がありませんでした。
ふと振り返ると港が小さく。そして見張らしも良くなりました。海を眺めながら、山に登る。かなり贅沢な山旅に感じます。
程なくして、六合目の第一見晴台へ到着。上部のガスがかなり心配です。
七合目胸突き八丁。多少の急登はありましたが、気持ちの高ぶりの方が強く。楽勝です。
七合目胸突き八丁。多少の急登はありましたが、気持ちの高ぶりの方が強く。楽勝です。
ガスもなくなり青空が広がってきました。オホーツク海が良く見渡せます。
利尻山は緩急があり、かつ景色も良い。素晴らしい山です。深田久弥が百名山に選ぶのも良く分かる気がします。
今までそこそこ山を登ってきて、どれも魅力的で素晴らしい山なのですが、利尻山は私の人生の中で抑えめに言ってもかなり上位にくる素晴らしい山だと感じました。
第二見晴台に到着。この次は長官山ですがもう少しです。
第二見晴台に到着。この次は長官山ですがもう少しです。
もちろんそう簡単には来れない。というのも特別な想いにしてくれたのかもしれませんが。
海と山そして長官山にくるまでは見えない本丸。そして長官山に来た時に広がる利尻山本丸の鋭さ。かなりの秀峰に見えます。
長官山に到着。ここから一気に雪の世界へ。そして。。。
振り返ると本丸が!天気が良くなったのもありますが、圧倒感は、かなりの感動を覚えました。
道中に利尻の駐在さんにお会いしお話ししましたが、時期によっては晴れない日も多いそうです。まさしく晴れたことに感謝です!
利尻山は良く利尻富士と言われますが、私たちにとっては、エベレストと掛けてリシベストに見えます。
本日は山小屋で1泊させて頂き、早めに雪で水作りと夕御飯を食べ、夕陽に備えます。
海に沈む夕陽を眺めながら来て良かったなぁ~としみじみ。
空を紅く染めます。のんびり夕陽を眺めるのも山にくる醍醐味のひとつです。
そして翌朝。今度は朝日を眺めます。
海から上がる太陽は、本日の晴天を約束してくれそうな予感がします。
朝ごはんを食べ。いざ山頂へ向かいます。
利尻山の残雪時は登山口から長官山までは危ないところもなく。道も間違わなければ、保険でチェンスパあれば問題ないでしょう。
山小屋から山頂は急登や道が狭いところもあるためアイゼン&ピッケルがあると安心でしょう。
特に九合目からは、切れ落ちているところもあり、見晴らしが良いと高度感を特に感じるため、高所恐怖症の私には、かなりの緊張感が。
夏道もだいぶ出て来ておりますが、緊張感は継続中です。
階段があると少し安心します。そして長官山もあんなに小さくなりました。
そして山頂へ。
利尻山に登頂することが出来ました🎵
山頂から南峰とローソク岩。
どの方角を見ても海が見えます。
港や礼文島も良く見えます。
港や礼文島も良く見えます。
素晴らしい景色を見ることができて、晴天に感謝です。
ほどよく景色を楽しんだ後は、再び来た道を気を付けながら下山します。
相方はやはり滑る様です。
無事に安全なところまでおりてきて、かなりの安堵感。
改めて利尻を眺め、かっこ良すぎると、惚れ惚れしてしまう。
そして山小屋まで戻り休憩した後は荷物をピックアップ。いよいよ下山です。気の緩みを正します。
長官山から下はほぼ夏道です。
水場には、昨日なかった看板がついてました。そして下山。
この旅は私の人生の宝物になったことでしょう。
去らば利尻。感動をありがとう。