5月下旬。なるべく雪の多そうな地域をチョイスするべく新潟へ。そう我々は奴に会うわけにはいかない。まだ雪があればベアは冬眠から覚めてないだろうと考え火打山へ。
徐々に標高が上がってきました。
火打山登山口より朝7:30にスタート。
序盤は木道となっており、かなり整備されたご様子。雪はすっかりありません。
新緑に囲まれているため、とても空気が美味しいが、奴の視線を感じる。気がする。。。
最初のチェックポイント、黒沢橋を通過します。ここまでは比較的なだらかです。
5月といえども中々の暑さですが、滝が和らげてくれます。
十二曲りという名の急登に差し掛かりますが、意外とあっという間です。
ある程度登ってくると標高2000m辺りから残雪が現れました。
この先は富士見平を経由して高谷池ヒュッテまで行きます。
山小屋に近付いてくると本日目指すピーク火打山を近くに感じることが出来ます。
そして高谷池ヒュッテに到着。本日の宿泊地です。荷物を減らして火打山を目指します。
途中、まだ雪で埋まっている池の上を歩きます。
この辺りは、夏には池塘が出来てとても綺麗だそうです。
目の前に見えるは、火打山です。これから頂へと歩みます。
途中、天狗の庭と呼ばれる池を迂回します。
徐々に標高が上がってきました。
反対側に目を向けると妙高山が見えます。が、私にはどうしてもカヌレに見えます。
そして山頂へのラストの登り。
雷鳥ちゃんも住んでおりました🎵どーもこんにちわ!お邪魔しますm(__)m
山頂の直前は雪がまだ残っておりましたので、ここで再びアイゼンを取り付けます。
火打山は新潟県と長野県との境に連なる頸城山塊と呼ばれるうちの一角だそうです。
そして山頂へ。まずはお参りをして登頂できたことに感謝です。
そして記念写真🎵82座目です⛰️
時間はたっぷりあるので、ガスが晴れるのを待ちます。
雲海の先に槍ヶ岳が見えてきました。
そして妙高山。。。いややっぱり私にはカヌレに見えてしまうが、立派に聳える。
せっかく晴れたので、たわいもない話をしながら、のんびり過ごします。それにしても雲海がダイナミック!
高妻山はまだガスの中。
景色を満喫して山頂を後にします。
素晴らしい景色を見ながらの下山。とても気持ちが良い。
降りる途中、高妻山も姿を現しました。
降りる途中、高妻山も姿を現しました。
本日は高谷池ヒュッテに宿泊して明日、妙高山を目指します。
道中は、何度も振り返り火打山を眺めます。
そして無事に山小屋へ。のんびりしよう。
夕方。晴れたので、夕日を見に行きます。
沈む夕日はどこか切なさを感じます。
北アルプスも静かに佇みます。きっと向こうでも夕陽を眺めているんだろうなぁ。
夜、月明かりがとても綺麗です。
そして翌朝。この時は妙高山へ登れることを何の迷いもなく、確信しておりました。
最初に茶臼山を目指しますが、残雪と夏道が交互に現れる。また、ロストしやすく結構萎えます。
まずは茶臼山登頂🎵黒沢池ヒュッテを経由して妙高山へ。
妙高山へは外輪山の大倉乗越を一度登ってから下り、山頂へ取りかかります。
朝の稜線歩きはとても気持ちが良い🎵
まずは一旦、ヒュッテまで下ります。
荷物をデポして空荷で妙高山へ。手前の山小屋で雪の坂を勢い良く滑ったら足と腰を強打。撤退ものの痛さです💧
しかし大倉乗越に到着。妙高山が目の前に。
池塘も見えます。
大倉乗越から先は中々の斜度ですが、9時の段階で雪がだいぶ腐っており、アイゼンが効きづらいため爪先キックを連発。帰りもこの急坂をこの雪の状態で登り返すには、時間が掛かってしまうということで。。。気持ちが折れ、ここで撤退の判断です。
カヌレよ。。。また会おう。
残念ですが、本日はここで退却。大倉乗越よ、また冬に会おう。
思い通りにはならないなぁ。とも思うが、まあ仕方ない。
そして荷物をデポしてある黒沢池ヒュッテに戻ってきました。
休憩をしていよいよ下山です。
しばらくフラットな道が続きます。
所々に木道が出てきました草原を歩いているようで気持ちが良い。
そしてしばらく行くと再び雪道へ。これがまた分かりづらかった💧
昨日と打って代わり、妙高側では何度も道をロスト。藪こぎも時折あり。ヤマップがなければ、ヤバかっただろう。
それでも何とか富士見平へ。ここまで来れば一安心。
帰りには木々の間から高妻山や
北アルプスの面々が望めました。
そして綺麗な花たちも
疲れを癒してくれます。
この旅も間もなく終わります。
この旅も間もなく終わります。
今日は高谷池ヒュッテは荷揚げだそうです。5月下旬までは素泊まりのみ。黒沢池ヒュッテはまだ雪の中。
帰りには戦車にも。安全を守ってくれてありがとう!