トコトコ日誌

日々の記録ブログですので鉄ネタ系の投稿は少ないと思います・・・

懐かしくて新しい「とりめし」

2024-04-20 16:35:21 | 旅行
 先週はSLばんえつ物語号に乗りました。こちらは恒例行事なので割愛します。昨年秋からSLばんえつ物語号運転日に津川駅で「とりめし」が販売されています。販売数は30個。
 「とりめし」と言えば、以前は日出谷駅で朝陽館調製の「とりめし」が販売されていました。これが美味しくてSLばんえつ物語号に乗ると津川を出て3号車デッキに並び日出谷到着後ダッシュで購入しました。こちらは凄い人気で買えない事も多々ありました。そしてSLばんえつ物語号の人気も落ち着きいつの頃にか「とりめし」の販売も無くなりました。

 それから月日が流れて昨年秋から隣の津川駅でSLばんえつ物語号運転時に限り「とりめし」が発売されました。日出谷の「とりめし」が復活。幻の駅弁が登場ともてはやされる中、見た感じ主に40代以上の方々ですが一部に酷評も目にしました。まぁ、感じ方は人それぞれですが。
 そして4/14ついに私もSLばんえつ物語号に乗って津川駅に降り立ちました。以前ような日出谷駅でのダッシュの必要も無く普通に最後部の7号車グリーン車から降りて購入できました。
 一応、昔を懐かしんで日出谷駅発車まではそのままにして待ちました。津川を出たSLばんえつ物語号は順調に進み日出谷駅を出ました。さっそく津川で購入した「とりめし」を食します。ちなみに津川の業者が製造しています。
 パッケージやおかずは変わってますが、ご飯の部分は往年の朝陽館のとりめしとそっくりです。撮影機材が違うので色調は異なります。ひとくち食べてみましたが、やはり往年の朝陽館とは違いますね。そこまで忠実に再現はしてないようです。私は、あの甘い鶏そぼろと甘い卵が好きでした。
 先ほど書いた酷評云々は往年の「とりめし」を知っている人々のようです。正直、私も購入して食すまでは朝陽館の味を過大に期待していました。あの味を再び味わえるならと。ただ、時代は変わり変化していくものです。これからは懐かしくて新しい「とりめし」がSLばんえつ物語号共々長く愛されることを期待しています。
 古い考えの頭を切り替えて、全く新しい「とりめし」が津川駅に誕生と考えれば味は悪くありません。駅弁の空白地域でよくぞ駅弁を販売してくれたと英断をたたえたいです。美味しいのでSLばんえつ物語号(会津若松行)乗車時にはお勧めです。