作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

第29回芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会 8/31

2019-09-01 09:49:34 | 音楽
1年に一度の管弦楽の特別コンクール。
前年、演奏された管弦楽曲から、3作品選び、その中から、1人、受賞されるもの。

まずは、第27回の受賞者、茂木宏文さんの「雲の記憶」あまりよく、わからなかったけど、良い作品だと思います。

そして、3人の、作曲家の作品が演奏されます。

鈴木治行さんの「回転羅針儀」室内管弦楽のための

編成が小さくて、でも、よく鳴って、素敵な作品でした。審査員が、「温かみのある作品」と言ってました。

次は「擦れ違いから断絶」大アンサンブルのための 稲森安太己さん。さらに、編成が小さくなって、でもスコアは大きくて?ちょっとユニークな作品だったと思います。

最後は「自動演奏ピアノ、2人の打楽器奏者、アンサンブルと電子音響のための協奏曲」北爪裕道さん。
私は、この曲が一番楽しかったのだけど、ピアノが人間離れいているという感じではなくて、そこが、審査員の中でも、マイナス評価になっていたかな。でも、私は一番楽しかったです。

審査が1時間ばかり、あり、結局、稲森作品が受賞。時間が遅かったので、離席したのですが、外のモニターから、稲森さんの涙の挨拶が聞こえてきました。2回もノミネートされて、選外になって、ようやくの受賞だったので、さぞ嬉しかったのでしょうね。


私にオーケストラ作品書けるかな?でも、訳わからないゲンダイオンガクは書きたくないなぁ。




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コメント
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