作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

ザ・ビートルズの魅力を探る

2019-09-06 07:41:33 | 音楽
ザ・ビートルズは、クラシックの要素を多く取り入れて作曲していたそうです。

1965年、ジョージ・マーティンが、「イエスタデイ」を弦楽四重奏にアレンジし、ヒット。弦楽四重奏というところが、もうクラシックですね!また、「ビコーズ」が、ベートーヴェンの「月光」に似ているとか…。
「イッツ・オール・トゥー・マッチ」のメロディが、クラーク作曲の「トランペット・ヴォランタリー」にそっくり。
いろんな音楽性がごちゃ混ぜになっているそうです。
また、バロック音楽の、”クリシェ”という、ベースが半音階ずつ下がっていく技法が「ミッシェル」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィーブス」等、多くの作品に使われている。クリシェは、バッハの「G線上のアリア」に代表される。

他のアーティスト、レッド・ツェッペリンが「天国の階段」で使用。クリームの「ホワイト・ルーム」で使用。

現代でも、ドリカムが、「LOVE LOVE LOVE」で使っています。

このように、ポップス界でも、クラシックの様式を使用しているのです。

※らららクラシックより。

所沢・新所沢のピアノ教室

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