ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

逆境と苦闘が、生物進化の根底にある

逆境と苦闘が、生物進化の根底にある。

逆境がなければ、生物に加わる“圧力”はなく、この“圧力”がないと、変化は起こらない。

 

:ロバート・ジャストロウ博士 『太陽が死ぬ日まで』より

 

先進国においては、生存を脅かす逆境についての対処は時代とともに大きく進化している。

日本は最も進んでいる国と言ってよい。

そこで問題になってくるのが人間の欲望の問題である。

生存欲が満たされた社会において、多くの人間が次に望むのは社会における認知欲である。

それによって、社会に認められたい、マスメディアに取り上げられたい欲求が生まれて競争心が生まれる。

自らの強みを生かし、うまく対応できた人間は競争に勝って認知欲を満たすことができるが、対応できなかった人間は認知欲のレベルを下げていく。

スポーツ等のルールが明確な世界においてはこの傾向が顕著にあらわれる。

認知欲のレベルを下げるタイミングが遅れると犯罪を犯したり病気になってしまう。

ルールが明確な世界は勝者が明確となるレッドオーシャンの世界である。

認知欲に勝る欲望を持つ人は幸いである。

 

マネジメントが機能している組織に所属する人間の認知欲は満たされている。

認知欲を満たそうとして努力することに疲れたり限界を感じたら、マネジメントが機能している組織に入ろう。

従来のマネジメントが機能している組織は、カリスマ的リーダーによって運営されていた。

しかし、ICTの発展により、カリスマ的リーダーはカリスマ的組織に変貌しつつある。

よく言われるGAFAはカリスマ的組織である。

ジョブズが亡くなっても、アップルは無くならなかった。

しかし、アップルといえどマネジメントが機能しなくなると間違いなく破綻する。

ドラッカーが期待していたマネジメントがリベラルアーツとなる日を迎えなければならない。

その日の早期実現のために今日がある。

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