成果をあげるリーダーは、リーダーシップについて4つの簡単なことを知っている。
第一に、リーダーには従う者がいる。
第二に、リーダーシップにとって大事なことは、人気でなく成果である。
第三に、リーダーは目立つ存在であって、他の人たちの模範となるべきものである。
第四に、リーダーシップとは地位、特権、称号、富の類ではなく責任である。
私がギムナジウムの最終学年のとき、傷痍軍人でもあった歴史の先生が、生徒に第一次世界大戦についての本を何冊か読ませ作文を書かせた。
その発表会のとき、生徒の一人が「どの本も、第一次対戦は軍事的に失敗だったと書いていますが、それはなぜですか」と聞いた。
即座に先生は、「十分な数の将軍が死ななかったからだ。はるか後方にいて人を戦わせ、死なせたからだ」と答えた。
リーダーは権限を委譲する。
しかし、範となるべきことについては委譲しない。
自ら率先して行う。
:「非営利組織の経営」
組織の精神とは、リーダーシップの基盤である以下の3点を日常の実践からチェックすることで、リーダーを育て組織を継続することである。
1.行動と責任についての厳格な原則
2.成果についての高度な基準
3.人と仕事に対する敬意
個人を組織でサポートし、組織の精神をメンバーでサポートする。