成果をあげる秘訣の第一は、一緒に働く人たち、自らの仕事に不可欠な人たちを理解し、その強み、仕事の仕方、価値ありとするものを生かすことである。
仕事は仕事の論理だけでなく、一緒に働く人たちの仕事ぶりに依存する。
秘訣の第二は、コミュニケーションに責任をもつことである。
摩擦のほとんどは、相手の仕事、その仕事の仕方、目標、価値観を知らないことに原因がある。
そしてその原因は、互いに聞きもせず、知らされてもいないことにある。
:『P・F・ドラッカー経営論』
一緒に働く人たちの仕事ぶりというのは「労働の力学」のこと。
コミュニケーションに責任をもつということは、嫌われる勇気に通じる。
自分が考えていることを語り、相手が考えていることを語ってもらうことである。
仕事を通して相手の価値観を知り、人脈を創り、創った人脈で仕事を創造する。