仕事をするのは人であって、仕事は常に人が働くことによって行われることはまちがいない。
しかし、仕事の生産性をあげるうえで必要とされるものと、人が生き生きと働くうえで必要とされるものは違う。
したがって、仕事の論理と労働の力学の双方に従ってマネジメントしなければならない。
働く者が満足しても、仕事が生産的に行われなければ失敗である。
逆に仕事が生産的に行われても、人が生き生きと働けなければ失敗である。
:「マネジメント 基本と原則 p57」
仕事の論理に基づいて労働の力学を活用したい。
労働の力学を認識して、改善を重ねながら仕事の論理に近づけるのが現実的である。
ネクスト・ソサエティとは、労働の力学から仕事の論理に重点を移行する時代である。
正統性を確立して、位置づけと役割を明確にする時代である。
成果をあげる仕組みを構築して、きちっと運用するマネジメントの時代である。
Z世代以降は、従来の労働の力学(権力?)を理解することはできないと考えなければならない。
よって、労働の力学が占めるところの権力のウェイトを人間力(ジンカンリョク)に移行する必要がある。
断絶の時代が終わろうとしている。
ネクスト・ソサエティはレベルアップした民主主義の時代か?