最初の4つは、組織の内部あるいは産業の内部の機会である。
第一が予期せぬこと、すなわち予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事である。
第二が現実にあるものと、かくあるべきものとのギャップである。
第三がニーズである。
第四が産業と市場の構造変化である。
残りの三つは、組織や産業の機会である。
第五が人口の変化である。
第六が認識の変化、すなわちものの見方、感じ方、意味の変化である。
第七が発明発見による新知識である。
これら7つのイノベーションの機会は互いに重複する。
角度の違う壁に取りつけられた七つの窓に似ている。
窓から見える景色は隣の窓とかなり重なる。
だが、部屋の中央から見える七つの景色は異なる。
:ピーター・F・ドラッカー 「イノベーションと企業家精神」より
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