民免れて恥なし。 論語・為政第二
あまり法律的なことをうるさく言うと、法律にひっかからなければ何をやってもいいという発想が出てくる。
法律はどんなに細かくしても、どこか破ることができるものである。
それをなくするために、さらに法律を厳しくしていっても切りがない。
むしろ足りない部分は立派な道徳で補っていかなければならない。
:渡部昇一 「四書五経一日一言」
「法律の多い国は無能な法律家の国である」という古い諺がある。・・・これと同じように、多くの意思決定を行うエグゼクティブは怠慢で成果をあげられないエグゼクティブである。
:「経営者の条件」
事件から生まれた法律は間違いなく悪法となる。
:「断絶の時代」
その法律は誰のためのものか?
健全な社会生活を営むために有効か?
法律は社会を機能させるために、正統性を確立するために存在する。
法律は成果をあげる仕組みを構築して運用するために有効でなければならない。