ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

2割で勝負する

今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから

【人間のもつ4つのバイアス】

1.できるつもりバイアス
・「ちょっとできるようになった。大体分かった。問題ない」と思ってしまう傾向のこと。

2.法外な期待
・楽観的に見てしまう。

3.収穫逓減の法則
・収穫逓法則は厳密には経済学で使われる法則で、例えば、スキルの習得も、一定のレベルまではぐんぐん伸びていくが、そこからはどんなに練習量を増やしてもなかなか伸びなくなってしまう。

4.大きな山のバイアス
・目につく大きなものを過大評価する。大きなものができていたら「ディテールは何とかなるだろう」と思ってしまう。

・バイアスに支配されているのが分かっているかどうかで人生の意思決定が変わる。

・人間は、起きなかった未来に対して感謝することはできない。たとえば、横断歩道を歩いていて「車にはねられなくて良かった」と感謝することはない。ただ、きちんと左右を確認して横断歩道を渡るという当たり前の習慣によって避けられていたとしたら、その習慣を身につけていることにすごく感謝する。

【4つのバイアスを乗り越える2つのアクションプラン】

1.95点ブレーキ。収穫逓減の法則にもとづいて、100点を狙わない。

2.8割は80点以下、2割は90点以上を目指す。すなわち、メリハリをつける。

・8割は90点以下で良い。これは全ての物事に対して言える。いちばん大事なのは、2割を90点以上にすること。本当に勝負をかけているところと、そうではないところのメリハリをつける。言い換えると、勝負所を見極めるということである。どこで圧倒的なクオリティを出すのかが大事である。いちばんのサビとなる本質のところを見極めるのに時間の大半を使い、最後に一気に全体を仕上げる。全てを良くしようとすると、逆に全体のクオリティが下がってしまう。

・ピークエンド効果、たとえば、映画は、いちばん盛り上がったときと最後を覚えている。

・クオリティのメリハリが重要である。同じ10のエネルギーがあったときに、全体に分散させずにメリハリをつける。勝つところは勝つ。他はそこそこ。

・100点を狙わず、95点でブレーキをかける。8割は90点以下で良い。2割で95点を目指す。

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