ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

全ての人が、花を咲かせることができる。そして、遅れて咲く花は大きく美しい。

今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから

・フィードバックは成長のための栄養である。しかし、どんなに栄養を与えても、その花が植えられている土壌が受け入れられる状態でなければ効果は出ない。

・成長につながるフィードバックと、一方的な押しつけの違いは、相手が本当になにを必要としているかを把握できるかどうかである。

【人が会話において求めている4つのこと】
1.共感と承認

・黙って頷きながら否定せずに話を聞くだけでも承認のメッセージになる。

2.具体的な解決策

・人は「どのようにすれば良いのか手順を教えてほしい」と思っている。

・具体的にこれからどうするかという話。

3.視点の拡張

・「自分が見えていない盲点に気づきたい」「考え方を広げたい」「自分だけでは気づけない観点を得たい」ということ。

4.問題の指摘

・「自分の間違っていることを教えてほしい」と思っている。

・問題の指摘においては、その人自身に対して「どのような考え方が良くないのか」「どこに甘さがあるのか」を伝え、ダメ出しをする。

・「共感と承認」「具体的な解決策」「視点の拡張」「問題の指摘」を飴と鞭に例えると、共感と承認は「かなり甘い飴」、具体的な解決策と視点の拡張は「ほんのり甘い飴」で、「問題の指摘」は「強い鞭」であり、相手に何度も反芻させるような強いダメージを与える。基本的には飴を多めにしつつもたまに鞭を打たなければならない。飴を与え過ぎると、収益逓減の法則が働き甘さを感じなくなる。つまり、承認を与えても承認を感じられない日常になってしまう。だからこそ、飴と鞭が必要である。肯定と適度な否定を繰り返すことで、人は成長していく。だからこそ、鞭は必要である。ただ、鞭を打つためには信頼関係が必要なので、容易ではない。

【相談を受けた際の3つのポイント】

1.まずは、相手の話を聞く。話し始めたときにいきなり結論を与えない。まずは、相手がなにを考えているかを聞くことが大事。

2.見極める。なにが欲しいのかを考えてもらう。そのときの伝え方は「ちなみに」である。「ちなみに、もしこうだったらどう?」と聞いたときの反応を見る。

3.基本的に、ダメ出しはしない。ダメ出しは絶対的な信頼関係がない状態でやってしまうと、相手に致命的なダメージを与えてしまい、人間関係が壊れる。ダメ出しはここぞという場面でのみやる。

 

・花は遅れて咲くけれど、思っている以上に綺麗な花が咲く。人間のバイアスは強力で、一度気づきを得たとしてもすぐに元に戻ってしまう。大きな花が遅れて咲く。

・全ての人が、花を咲かせることができる。そして、遅れて咲く花は大きく美しい。

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