われわれは2030年の社会が、今日の社会とは大きく異なり、しかも今日のベストセラー作家たる未来学者が予想するいかなるものとも似ても似つかないものになることを予感している。
:「経営の真髄 p110」
今日、再び転換のときが訪れた。
しかし、今度の転換期は西洋のものではない。
それどころか、もはや西洋の歴史も西洋の文明も存在しえないことこそ、根本的な変化である。
存在するのは、西洋化されてはいるかもしれないが、あくまでも世界の歴史と世界の文明である。
明らかに、われわれはこの転換期にある。
もしこれまでの歴史通りに動くならば、この転換は、2010年ないし20年までは続く。
:「プロフェッショナルの条件 p4」
ドラッカーがコロナ禍を予想していたとは思われないが(AIは予想していたかもしれない)、ドラッカーの言葉がますます現実味を帯びてきている。
ドラッカーの見方が正しければ、我々は新しい社会に乗り遅れないことを意識し、行動を起こす必要がある。
その際に気を付けなければならないことは、社会の流れに流されるのではなく自立である。
そして、できれば先頭に立つことである。