今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
・タスク管理は、タスクを作る前が重要である。最強のタスク管理とは、タスクを作らないこである。ポンポンやりたいことを増やしていくことがタスク管理ではない。いかにタスクを作らないかを考えることが重要である。すなわち、今本当にやるべきことは何なのかを見極めるまでは動かないということである。
・どんな仮説を検証するためにやるかということが重要である。
・最小のコストで最大限の成果を出すためには「できたときにインパクトがあるか」「非常識さがあるか」「解けるか」という3つの条件を満たしている必要がある。
・「これは本当にやるべきなんだろうか」ということを考え続けなければならない。
・全員が「うん、それが良いよね」と納得する答えには、あまり価値がない。「え?なにそれ?」というように、少し疑問に思うような非常識さがあることが大事である。
・多くの人は「どんなお客様なのか」「どんな条件を満たしたら、お客様に喜んでもらえるのか」「どうしたら勝てるか」という前提条件を握る前に資料を作ってしまう。その結果なにが起きるかというと、膨大なやり直しである。仕事においては、急いで作業をしても意味がない。正しい方向に向かって走っていかなければ、最初からやり直すことになる。「自分は何のためにやるんだっけ?」ということを言語化して、そのタスクに文章で書くことが大事である。
・タスク管理を毎日やることで、やり直しが劇的に減る。タスク管理とはサポートではなく、最も価値のある仕事のスタート地点であり、最も重要なものである。
・リーダーはタスク管理だけで良い。ここで言う管理とは、そのタスクをやるかどうかの判断も含めている。タスクを作る前が勝負である。また、やったかどうかを常にハッキリさせなければならない。
・タスク管理の基本は、完了の定義とタスクの分解である。まず、完了の定義を明確にしなければならない。そして、タスクの分解は、大枠の企画をテキストベースで作り(画像などは使わない)その企画の大枠が問題ないかどうか上司に確認し、OKをもらうまでが最初のタスクである。次に話す原稿を作り、スライド資料を作る。まずはどのように完成させるかを決めて「どのように進めるか」「どんな段取りでいくのか」を上司と握る。
・カレーを作るというタスクであれば「買い物をする」「野菜を切る」「肉を炒める」「野菜を入れる」「煮込む」「カレー粉を入れる」という感じである。
・タスクは生き物である。猫を家に放置して出かけてはならないように、タスクも放置してはいけない。毎日面倒を見なければならない。そのようにしなければ、すぐに死んでしまう。
・結局リーダーが口やかましく言うしかない。どんなに優秀な人でも、しっかりとそのタスクを本当にやるべきかどうかを見極めて段取りを考えることを、悪気なくサボってしまう。そして、すぐに腐っていく。そうならないように、結局リーダーが取り締まるしかない。
・一度決めたタスクの期日は変更してはいけない。命懸けで見積もるべきである。終わらないと分かった時点で連絡をする。それを口やかましく何度も言わなければならない。
・タスク管理とは仕事そのものである。自分だけで本当に自分がやるべきことを見極めるという習慣を身につけることができれば、今の何倍も仕事で成果が出るようになる。