ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

情報型組織

情報を中心に組織を構築するには、誰が、どのような情報を、いつ、どこで必要としているかを考えなければならない。

情報型組織が必要とするのは、現場管理者からトップにいたる自己規律と責任である。

かつての組織は権限に基礎をおいていた。

これからの情報型組織は責任に基礎をおく。

情報の流れは、下から上へ向った後、再び下に向って循環する。

情報型組織は、組織内の個人および部門が、自らの目標、優先順位、他との関係、コミュニケーションに責任をもつときにのみ有効に機能する。

そうしてはじめて迅速な意思決定と対応が可能となる。

情報型組織の利点は、組織内に相互理解と共通の価値観、なかんずく相互信頼があって現実のものとなる。

演奏者の一人ひとりが楽譜をもつためには、共通の言葉、共通の核がなければならない。

情報型組織の場合、資本が唯一の核であるような多角化は、バベルの塔のように崩壊する。

:「マネジメント・フロンティア」より
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