2年前のことですが北関東自動車道で笠間へ行きました。
友部のPAで徳利みたいな巨大な陶器を発見!
さっそく笠間の観光案内所で尋ねました。
“ 製陶ふくだ ”
庭に度肝を抜くような 巨大花瓶が4本も立っていました。
“ 親方 ”と呼ばれていた福田さんが窯場を案内してくれました。
不思議に思ったのは巨大花瓶が座台の上に立っています。
(問い)倒れませんか?
(答え)花瓶には底がありません。
中に頑丈な心棒で固定しています。
“ 福田の親方 ”
どうして作っているのか現場を案内されました。
大きな粘土のドーナツを竈の中で重ねていきます。
大きな円錐の竈です。
少し固まったところで次の粘土のドーナツを繰り返し重ねます。
追加のタイミングは技術、経験と勘、根気が大切でしょう。
型が出来上がって模様を付け上薬をして火入れをします。
パンフレットによると No. 7 体造っています。
重さは 2.5トン ~ 6,5トン
高さは 5.5 m ~ 11 m
直径 約 2 m
余りの大きさに呆然として上を眺めました。
庭に4体が立っていました。
一体はペルー共和国へ寄贈しています。
一体は茨城県に寄贈、国道355号に立っていました。。
登り窯
今度の震災で巨大花瓶は倒壊し登り窯も壊れました。
ここで写した写真をCDにコピーして親方に送りました。
記念になると大変喜んで貰いました。
招き猫
もう破壊した窯の後片付けは終わったようで9月頃再建にかかるようです。
親方、焦ってはだめです。
着実な復旧をお祈りしています !