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思い出のサンフランシスコ

2011-08-27 07:00:00 | 海外旅行
もし海外旅行が出来るなら私はもう一度サンフランシスコへ行きますね。

5月のそよ風は心地よくサンフランシスコはとてもあかるい街でした。







フィシャマンズ・ワーフの新鮮なシーフードにワインは最高でした。

ホテルに戻るとフロントでワインツアーの案内がありました。

直ちにツアーを申し込み、翌朝7時マイクロバスが迎えに来てくれました。

ホテルを巡回しフィッシュマンズ・ワーフの車庫に着きました。






大きな観光バスが並んでいてガイドに従って乗車します。

バスに乗り込むと窓側はどこも満席です。

側に来て欲しくないな ~ そんな目つきの人が多いですね。






私は黒髪のアジア人と思われる女性の所に行き“ 空いていますか? ”

“ 空いています、どうぞ ”

バスはサンフランシスコ湾岸沿いを走りベイブリッジを渡りました。

素晴らしい眺めだが彼女の横顔が気になります。

ベイブリッジを渡ると小休止、 “ 自然が呼んでいます ”

彼女と名刺を交換して自己紹介が終わりました。

彼女はシンガポールの人で旅行社に勤務、旅の調査で渡米しています。

仕事で東京にも来ていました。





(ワインの入った樽の前)



“ ナパ・ワイナリー ” に着きました。

ブドウ農園を見てブドウの圧縮機の説明を受けワイン貯蔵庫の見学です。

試飲もありました。

食事はツアー料金に含まれていません。

彼女を誘って昼食です。

その時始めてカリフォルニア・ワインを味わいました。

カリフォルニア・ワインは美味ですね ~

彼女はサスペンスが好きで夏樹静子のファンでした。

夏樹静子? 話が弾みません。















ゴールデンゲート・ブリッジを眺めフィッシュマンズ・ワーフ到着解散です。

もう18時を過ぎています。

彼女を誘って夕食・シーフードにロゼワインで乾杯です。

時の経つのを忘れていると彼女が

“ 明日の朝5時発で帰国です、まだ準備が出来ていないので・・・ ”

私も一緒にケーブルカーに乗って終点まで行きました。

私のホテルは終点の一つ手前だが彼女のホテルまで送ってあげる積もりでした。






歩くわ 歩くわ 薄暗い道を1km 以上は歩いたでしょう。

中心街から離れた場末のホテルでした。

無事に彼女をホテルへ送り届けました。

ここでタクシーを待っても来る気配はありません。

薄暗い人通りの少ない道、急ぐほどだんだん怖くなりました。

遠くに光る海岸の明かりを頼りにやっとホテルへたどり着きました。

彼女からお礼の手紙が届きました。

シンガポールへの招きのメールに最適の季節は12~2月のようでした。

しかし香港風邪、SARS などで行く機会を無くしました。

クリスマスカードは2回貰いました。

メールの回数は年々減ってついに音信不通になりました。

怖かったが楽しかった思い出は鮮明に残っています。

人との出会い、これが旅の醍醐味でしょうね。


(1998.5.16 サンフランシスコに立ち寄って)