偕楽園の南門近くに梅の蕾は僅かに膨らみ始めています。
急な坂を上って好文亭に着きました。
ここには俳人、正岡子規が偕楽園を訪れたとき
「崖急に梅ことごとく斜めなり」と詠んでいます。
息を喘ぎながら詠んだのでしょう。
疲れた! 苦しい! 一言も使っていません。
素晴らしい名句ですね。
セキレイを見ながらゆっくり登りました。
庭園には意外に多くの人が梅を見に来ていました。
梅の花を期待してきたのでしょう。
梅は来月中旬が見頃でしょうね。
今日も寒い北風が吹いています。
何時ものように竹林を通って帰ります。