ダンボールで作った燻製器の温度コントローラを作りました。
ちょっとぼけていますが、ケースの内の右上が秋月のSSRキットにアルミの放熱板をつけたもの。その左はLED表示板。下が50円の5VACアダプターの中身です。600Wの電熱器を使うので10Aのヒューズが探したのですが、なくて手持ちの15Aのヒューズをつけました。
箱の上に乗っかっているのがTC622サーモスタットIC。ケースの右が壊れた100均のスイッチコンセントの再利用です。
TC622AEPを基板の表につけて、裏に抵抗を実装します。抵抗値は130KΩ+15KΩで61度~59度を保ちます。
テストはヨーグルト保温器を70度に設定して行いました。テストが終ってからホットボンドでシールします。
電熱器でスモークチップを焦がしますので、61度で切れてもその後2~3度、温度は上昇します。シーズヒーターの反応性の悪さと、火のついたスモークチップの影響です。それを見込んでこの抵抗値にしました。実際、トライアックコントローラを使い、温度をK型熱電対を使ったテスターで計りながらでスモークしたところ、62度になったところでトライアックのボリュームを下げても、温度は66度まで上昇を続けました。このデータをもとに実際のスモークで70度を超えないようにするためです。
上がIC側から、下が裏側から。
抵抗は1%の金属皮膜。出力をチップTr2個でLEDとSSRに分け、4線フラットケーブル40cmで引き出します。
回路はwebにたくさん出てきますので、それらを参考にしました。温度設定用の抵抗をICに直接つけて、出力をTrでバッファーすればその後の信号の引き回しは余裕があります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます