Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ブラック・マジック・ウー マン / サンタナ:1970年作

2024年01月05日 08時00分00秒 | 1970年代の洋楽
【 Album Data 】
リリース:1970年9月
チャート:Billboard 1位、英国7位

毎月の楽しみ!
1970年から、洋楽を聴き始めた頃の僕は、毎月、1枚づつしかシングル盤を買うことが出来ませんでした。
乏しい小遣いから、シングル盤とはいえレコードを毎月買うという事が何れほど大変だったことか・・・

それだけに一度買ったものは擦りきれるほど聴きました。 そんなこともあって、その頃の曲は今でも英語の歌詞がスラスラ出て来る曲が多いですよ!
そして、毎月、吟味して選ばれた珠玉の1枚は、しっかりジャケットまで覚えています。

今日ご紹介する曲の買い方は、異例中の異例、“ジャケ買い”、いわゆるジャケットを見て買ってしまったものなんです。

その成り行きというのが・・・

小遣いが出ると・・・
1971年の2月か3月頃だったと思いますが、小遣いが出たばかりのその日も、いつも通り、狙いを付けていたレコードを買う為、昨今では“死語”となっているレコード屋に向かいました。
いつもレコード屋では、後々、後悔するといけないので、とりあえず、他のレコードをザッと洩れがないか確認~貧乏人の知恵ですね(^O^)
そこそこ見回してから、お目当てのレコードを買おうとしたら・・・

あれっ!ない!あれぇ~?
「おじさん、プレスリーの“この胸のときめきを”がないよ」


無情にも・・・
「あぁ~ごめんごめん“この胸のときめきを”は全部出ちゃった」


その瞬間、頭の中でビートルズ「ア・ハード・デイズ・ナイト」 ♪ジャ~~ン♪~(T0T)~が鳴り響きました!

レコードを買う気で来たのに我慢することなんぞ出来やしない❗️
入荷まで待ってなんかはいられない‼️

そこで出たばかりの曲を買おうと、新譜コーナーからジャケットを見て選んだのが、サンタナの「Black Magic Woman」とでした。

【 Single Data 】
リリース:1970年11月14日
チャート:米国4位

初めてのギター・サウンドのレコードで、今まで購入したレコードとは毛色が違うから、初めのうちは中々馴染めませんでしたが、徐々にこのエキゾチックなサンタナのギターの響きが心地よいものに変わっていきました。

このお陰で、エルヴィス・プレスリーのレコードは1枚も持ってません(#^.^#)

【 All Japan Pop 】1971年2月22日 付
01.マイ・スウィート・ロード / ジョージ・ハリスン
02.
シーズン / アース・アンド・ファイアー
03.ブラック・マジック・ウーマン / サンタナ

04.カモン・エヴリバディー / U,F.O
05.
ノックは3回 / ドーン
06.
魔法 / ルー・クリスティ
07.
太陽は燃えている / エンゲルベルト・フンパーディンク
08.
あなたのとりこ / シルヴィ・バルタン
09.移民の歌 / レッド・ツェッペリン
10.
悲しき初恋 / パートリッジ・ファミリー
11.この胸のときめきを / エルヴィス・プレスリー
12.
霧の中の二人 / マッシュマッカーン
13.涙のクラウン /スモーキー・ロビンソンとザ・ミラクルズ
14.カム・トゥギャザー / オリジナル・キャスト
15.ピノキオ / ダニエル・ビダル
16.
想い出のサンバーナディーノ / クリスティ
17.バイ・バイ・ラブ / サイモンとガーファンクル
18.明日なき幸せ / ザ・ウエイク
19.傷ついた小鳥 / メラニー / ザ・ニュー・シーカーズ
20.アー・ユー・レディ /グランド・ファンク・レイルロード 

ブラック・マジック・ウー マン / サンタナ
俺は黒魔術の女を手に入れた
俺は黒魔術の女を手に入れた
そうとも、黒魔術の女を手に入れた
だが女は俺の目をくらませ
俺はわけがわからなくなった
彼女は黒魔術の女だ
俺を悪魔に作り変えようとしている

俺に背を向けないでくれ
俺に背を向けないでくれ
俺を見捨てないでくれ
お前のトリックでひどい目にあわせないでくれ
俺を見捨てないでくれ
俺の魔法の杖が目を覚ましてきたようだから

お前は俺を魔法にかけた
お前は俺を魔法にかけた
そうとも、お前は俺を魔法にかけた
俺の心を石に変えたから
お前がどうしても欲しいんだ
魔術を使う女、お前を一人にしてはおけない

♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬


【 Single Data 】
リリース:1968年3月29日
チャート:英国37位


原曲は意外にも・・・
この曲、元々は、驚いたことにフリートウッド・マックの曲なんですね!
彼らのスタートは、こういった曲を演奏するブルース・バンドだったんです。
皆さんがよく知っているポップな大ヒット・アルバムの『噂』を出したグループです。
これ程、180度も違うサウンドなんだから、せめてグループ名も変更していればいいのにね!(^O^)

この「Black Magic Woman」も渋くていいですよ!


 


2 コメント

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Unknown (マチルダ)
2024-01-05 17:36:14
こんにちは。今年もよろしくお願いします。
「ブラックマジックウーマン」がフリートウッドマックの曲だったとは知らなかったのでびっくりでした。
イントロが延々と続いて「インストの曲かしら?」と思ってしまうサンタナ版と違い、あっさりとヴォーカルに入るんですね。
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Unknown (ikenaijoni)
2024-01-05 20:04:14
マチルダさんへ

明けましておめでとうございます。

そりゃあ驚きますよね🫢
当時の中心のピーター・グリーンがドラッグに溺れて脱退していなけりゃ、『噂』の大ブレイクはなかったってことです。
彼の後釜としてフロントマンをボブ・ウェルチに据えたのが、セールス的には成功とはいかなかったものの、その後の大ブレイクの足掛かりになったと思ってます。
ウェルチ時代の『枯れ木』なんて、本当にいいアルバムですよ♪
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