♪バブルガム・ワールド / 1910 フルーツガム・カンパニー ：1968年作

国民的テレビ番組

半世紀に渡って、今なお続いている人気“長寿番組”をそう呼んでいいなら、『紅白歌合戦』、『サザエさん』、『笑点』辺りがそれに当るんでしょうか？

今日は、その中から『サザエさん』にスポットを当て、それに因んだ曲の紹介をさせて頂きます。

福岡の地方新聞『夕刊フクニチ』誌上で、1946年(昭和21年)4月22日から、4コマ漫画として連載が始まったのが『サザエさん』。　現在のTVアニメとして登場したのが1969年（昭和44年）10月5日、番組放送開始から半世紀を超え、ギネス認定されているアニメ長寿番組です。

これだけの番組ですから・・・

アメリカンコミック風のものやら・・・

劇画調のものまでも多種多様！

これだけの有名人ですから、
磯野家に関する書籍も出ております！

磯野家の謎 東京サザエさん学会 ぶんか社

 

更にプライバシーも公開、
磯野家の家系図までが存在しています。

さて、今日は『サザエさん』に因んだ曲と云う事で、そのエンディング・テーマの元ネタなんじゃないかと話題になった“1910 フルーツガム・カンパニー”の「Bubblegum World」を紹介させて頂きます。

“1910 フルーツガム・カンパニー”は、その前年に出来たばかりのブッダ・レコードから1968年にデビューしました。
1967年に立ち上がったこのレコード会社は、小さな新興会社ゆえに、独特の戦略を持って躍進を試みました。
シングルからアルバム志向へ時代が変わった中、それにあえて逆行したシングル中心の戦略をとったわけです。　しかも、その対象をローティーン以下の子供世代に的を絞りました。　その中心的な存在として、躍進の原動力となったのが“1910 フルーツガム・カンパニー”でした。

そんな彼らのデビュー・アルバムに収録されていた曲が、今日ご紹介する「Bubblegum World」でした。
ドラマーのフロイド・マーカス作のこの曲、立ち位置こそ単なるアルバム曲ですが、中々の出来、しかも、この日本じゃあ“サザエさん”との関係で、結構な認知度ですね(^O^)

Bubblegum World - 1910 Fruitgum Company

バブルガム・ワールド /
1910 フルーツガム・カンパニー
君はバブルガム・ワールドにいるつもり
砂場で遊んでるつもり
言っておきたいけど
君はもう　そう信じていられるような年じゃない

もうわかってもいいんじゃない　ねえ
君はもうゲームをするような年じゃないよ
核心をつくなら
君はちょっとばかりおかしい

君は臆病者の少女ミス・マフェットのつもり
そして僕は君を追いかける大蜘蛛
いつも君はゲームをしてる
いつも君は偽りばかり

もう気づいてもいいんじゃない　ねえ
時が来たら止めるべきだってこと
玩具は全部片づけて
お菓子屋さんは閉店

もうわかってもいいんじゃない　ねえ
君はもうゲームをするような年じゃないよ
核心をつくなら
君はちょっとばかりおかしい

君はバブルガム・ワールドにいるつもり
砂場で遊んでるつもり
言っておきたいけど
君はもう　そう信じていられるような年じゃない

もう気づいてもいいんじゃない　ねえ
時が来たら止めるべきだってこと
玩具は全部片づけて
お菓子屋さんは閉店