エリック・カルメンさんが亡くなりました
ご冥福をお祈りいたします
1972年のラズベリーズのデビューから、ずっとファンだったエリック・カルメンが、つい先日の3月11日(米国時間)に亡くなりました。
僕としては、デビューからリアルタイムで聴き始めており、最も思い入れがあるアーティストの一人です。
ビートルズの次に好きなアーティストといっても差し支えない!
エリック・カルメンに対して、常日頃感じていたのは、“過小評価されてる代表的なアーティスト”という事でした。
これは彼が“評価されていなかった”という話ではなく、“メロディメーカーとしての才能、作り上げた作品の素晴らしさ”を考えた場合、「いくら何でも評価が足りないだろう!」という事なんです。
何でもっと売れないの⁉️
これがいつも感じていた不満なんです。
この訃報は、奥様のエイミー・カルメンさんが彼の公式サイトに以下の文面で発表しました・・・
エリック・カルメンが亡くなったという
悲痛なニュースをお伝えするのは
非常に悲しいことです
優しく、愛情深く、才能ある
私たちのエリックは週末に
睡眠中に亡くなりました
何十年にも渡って彼の音楽が
とても多くの人を感動させ
これからもずっと残り続けることを
彼は非常に喜んでいました
私たちの多大な喪失を悼んでいただき
家族のプライバシーを尊重して下さい
愛がすべて…心から、そして永遠に
エイミー・カルメン
実は不謹慎かもしれませんが、奥様のエイミーさんの出した訃報に彼の作品の歌詞が折り込まれているのではないかと訃報の文章を眺めていたら、やはり最後の最後にありました。
Love Is All That Matters … Faithful And Forever
このタイトル(Love Is All That Matters)の曲は、1977年の2ndソロ・アルバム『雄々しき翼 Boats Against the Current』のB面のトップに収録されていました。
さすが、アーティストの奥様だけあって、ファンの心を揺さぶる術を持ってらっしゃるなあと感心しました。
今日は名バラードの「恋のすべて Love Is All That Matters」を聴きながら、エリック・カルメンを偲んで下されば幸いです。
恋のすべて / エリック・カルメン
踊りに我を忘れてしまった
このチャンスを待ってるうちに
君を愛したい一心だった
来る夜も 来る夜も
光を求めながら
君は僕を救ってくれ
感じる心を呼び戻してくれた女だから
愛がすべて
心から、そして永遠に
二人がひとつに結ぶ愛が
愛さえあればいい
幻のとりこになって
言葉が止み
淋しさは終わる
愛は僕を解き放った
昔からの夢が
ついに叶う
人生がどう変わって行くのか ちっとも気づかなかった
でも今はわかる
愛の姿がすべて
僕を救い出し
本当の何かを教えてくれた君
愛がすべて
心から、そして永遠に
二人がひとつに結ぶ愛が
愛さえあればいい
幻のとりこになって
言葉が止み
淋しさは終わる
愛は僕を解き放った
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