Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 対自核 / ユーライア・ヒープ:1971年作

2024年03月13日 07時00分00秒 | 1970年代の洋楽
【 Album Data 】
リリース:1971年10月、1972年3月10日(日本)
チャート:英国39位、オリコン5位

邦題
これを表記することなく60年代の、70年代の音楽を語るべからず!

まあ、ちょっとオーバーに言いましたが、少なくとも、僕は邦題があるものは勿論のこと、かつて邦題があったものにも、このblogでは、それを表記するようにしています。

今日は、どんな曲だったか忘れることはあっても、インパクトのあるこの邦題だけは、絶対に忘れることのない曲のご紹介です!

【 Single Data 】
リリース:1971年9月3日(英国)
チャート:スイス5位、ドイツ33位

洋楽を聴き始めた頃はポップ系の音楽ばかりを好んで聴き、ハード系を苦手にしておりました。
そんなある日、ラジオの洋楽番組の中で、洋楽初心者だった少年にとって、耳慣れない言葉をDJが発しました!
『今日の新譜は、ユーライア・ヒープの“タイジカク”です!』と・・・

“タイジカク”?なんじゃそりゃあ???』
何となく英語じゃないことは判る!

でも・・・
日本語の漢字が判らない???
文系科目は苦手だったし、絶対に解読不可能!(#^.^#)

後日、どういう字で表記されているか判明 ・・・「対自核」だった!
英語のタイトルは"Look At Yourself"~おのれ自身をよく見つめろ⁉️
ご丁寧にも、アルバムには鏡が貼り付けてあり、自分の顔が写るようにしてありました(^O^)


この「対自核」は、アップテンポで、かなり当時のヒット曲と比べるとハードな曲調であったにもかかわらずヒットしました。
レッド・ツェッペリンなどを除いて、この手のハード路線の曲がヒットするには、まだまだ日本の洋楽チャートにおいては難しい時代でした。

そういった状況でヒットし、半世紀以上経過しても印象に残っているのは、一にも二にもこのインパクトある“対自核”という邦題によるものではないでしょうか・・・
このユーライア・ヒープは、同時期のレッド・ツェッペリンディープ・パープルと比べると、演奏、ヴォーカル共、見劣りを感じますが、彼らには、他のハード・ロック・バンドにないバック・コーラスの美しさという武器があるように思われます。
いずれにしても、その時代を懐かしく思い出すことの出来るバンドのヒット曲です。


対自核 / ユーライア・ヒープ
君は逃げているけど
何から逃げているんだい
誰も追いかけてきやしないよ
一体どれほど悪いことをしたというんだ
過去を振り返って、自分を見つめてみなよ
怖がらずに自分を見つめてみろよ

もし助けが必要なら
もしすべての愛が必要なら
隠すことなんてない
君が何を恐れているか教えて
君には友人がいる、自分を見つめてみなよ
怖がらずに自分を見つめてみろよ
過去を振り返って、自分を見つめてみなよ
怖がらずに自分を見つめてみろよ

♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬

【 All Japan Pop 】1972年5月29日付
01.母と子の絆 / ポール・サイモン
02.
名前のない馬 / アメリカ
03.マイ・ワールド / ザ・ビー・ジーズ
04.
アイルランドに平和を / ポール・マッカートニーとウイングス
05.
ママに捧げる詩 / ニール・リード
06.
ライオンは寝ている / ロバート・ジョン
07.
孤独の旅路 / ニール・ヤング
08.対自核 / ユーライア・ヒープ
09.愛するハーモニー / ザ・ニュー・シーカーズ
10.デイ・アフター・デイ / バッドフィンガー
11.バック・オフ・ブーガルー / リンゴ・スター
12.ファミリー・オブ・マン / スリー・ドッグ・ナイト
13.愛のコレクション / ミッシェル・ポルナレフ
14.恋するニコラ / ローラ
15.
テレグラム・サム / Tレックス
16.オー・マイ・ラヴ / レターメン
17.光ある世界へ / チェイス
18.
哀しみのシンフォニー / シルヴィ・バルタン
19.
アメリカン・パイ / ドン・マクリーン
20.ウィザウト・ユー / ニルソン





4 コメント

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Unknown (Psycho…Chicken)
2024-03-13 08:07:46
ジョニーさん。お早うございます…🥳。まあこの当時は、ポプス通なれども、ヒープ、パープル、ゼップ、は耳にしている訳で…かくなる私めも対自核アルバムは、そそくさと購入致しました。(テッパンソング)のジュライモーニングやシングルのWhyとかも。そして、この頃の私的ハードロック三大キーボーディストには、ケンヘンズレー(ギタリストでもある)、ジョン・ロード、ジョンジー(ベースもエグいよ〜w)をあげちゃいます…👏
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Unknown (ikenaijoni)
2024-03-13 08:44:34
Psycho…Chicken さんへ

おはようございます😃

この頃のまあまあ激しい曲のヒット曲といえば、UFOの「Come On Everybody」なんてのもありましたね(^O^)
バンドにキーボードが入るとサウンドに安定感というか安心感が出ます。
ユーライア・ヒープの曲では「ジプシー」も好きです。
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Unknown (sakaki45)
2024-03-14 00:19:35
初めて聴いた時は、なかなかカッコよくて好きな曲だなと思いましたが、
邦題が「対自核」と聞いてどんな意味だろうと思ったものです。
「対自」はサルトルの言葉から取ったのだと。これは調べたらわかった事ですが。

邦題もインパクトありましたが、「エピタフ」と並んで
ピーナッツがカバーしたのもインパクトありました。
使い古されたネタですが。
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Unknown (ikenaijoni)
2024-03-14 11:11:07
@sakaki45 さんへ

こんにちは😃

やっぱり、当時は何じゃこりゃと思うような邦題でしたが、一風変わったこの邦題のお陰だと思いますが、アルバムのチャート的には日本がダントツなんですよね!
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