Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ソング・フォー・ジ・アスキング / サイモンとガーファンクル:1970年作

2023年12月30日 08時00分00秒 | 1970年代の洋楽
宵待草
待てど暮らせど来ぬ人


1969年、ポール・サイモンは、相棒のアート・ガァーファンクルが映画の撮影を終え、スタジオに合流してくるのを首を長くして待っておりました・・・

長年に渡り、苦楽を共にして来た幼馴染み~しかし、ここに来て、はっきりと進むべき道が二つに別れてしまった。

こんな状況の中で始まった新アルバム『明日に架ける橋 Bridge over Troubled Water』のレコーディング〜🎵

ヒット曲に混ざって偉大なデュオの解散を暗示する曲もいくつか並びました。

【Album Data】
リリース:1970年1月26日(米国)、1970年4月21日(日本)
チャート:Billboard 1位、英国1位、オリコン1位


かつて大学で建築を専攻していた相棒のアートを世界的な建築家に置き換えて“惜別の歌”としたのがフランク・ロイド・ライトに捧げる歌でした。
そしてアルバムの最後を飾ったのは、目標だったエバリー・ブラザーズの大ヒット曲の「バイ・バイ・ラヴ」のライヴ・ヴァージョン・・・

今日ご紹介するのは、そのお別れの曲の拍手が鳴りやまない中、フェードイン・アウトで始まる「ソング・フォー・ジ・アスキング」です。

名作名曲の影に名脇役あり❗️

先に挙げた「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」、そしてこの「ソング・フォー・ジ・アスキング」がその典型ですね❣️

聴く機会が多い「明日に架ける橋」「コンドルは飛んで行く」「いとしのセシリア」「ボクサー」「バイ・バイ・ラヴ」といった大ヒット曲より、寧ろ、こういった脇を固める曲に懐かしさと愛しさを感じます(ToT)/~~~

“君の望む曲を思いを込めて歌うよ〜”
「ちょっとした行き違いで、不協和音が生じてしまったけど、いつまでも心は君と共にある」

ポール・サイモンが、親友アート・ガーファンクルへの思いを込めた曲をお別れの曲の後に持って来ました。
名作『明日に架ける橋』の中で、“最も重要な曲のひとつ”といつも思ってます!

ソング・フォー・ジ・アスキング
/ サイモンとガーファンクル
お望みの曲を贈ろう
君が笑顔になるように
とびきり優しく弾くよ

この曲を君に贈りたい
さぁ しっかりと受け取って
僕はずっと待っていたんだよ

僕はずっと寂しかった
君が望むなら 僕は喜んで
今までの生き方を変えよう

君の望む曲を弾くよ
想いの全てを込めて





2 コメント

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Unknown (ikenaijoni)
2023-12-31 20:51:20
@yoko-2-1 さんへ

こんばんは🌆
恥ずかしながら、尾崎秀英さんを存じておりません。
僕の場合、好きなアーティスト、好きな曲を小難しくならない様にエントリーしているだけです。
勿論、その程度でも、上手くまとまらなく、中断中の曲が何曲もあります。
そんな時は、迷わず、後回しにしてます。
ひょんな事から突然思いつくことが多いので・・・
ブログは“気楽にゆったり”をモットーにしてますので、自分に必要以上にプレッシャーを掛けないように心がけています。
答えになってなく、申し訳ありません。

来年もぼちぼちやりますので、今後ともよろしくお願いします。
よいお正月を迎え下さい🎍
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Unknown (yoko-2-1)
2023-12-30 15:25:21
こんにちは。
いつも、素敵なお話をありがとうございます。
今日は、質問をしたいのです。
尾崎秀英さんの音楽論と美術と文学と生き方、を描いてみたいもののうまくいきません......。
尾崎秀英さんについて、ご教授いただければ幸いに思います^_^;
気が向いたときにでも、ご返答いただけたらさらに幸いに思います( ^_^)
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