Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 平和を我等に / プラスティック・オノ・バンド:1969年作

2023年01月20日 10時07分44秒 | John Lennon

歌が下手くそな人でも大きな声で歌える曲を!
ジョン・レノンは、平和集会などの場所で、大勢の人が声を合わせて歌える曲に「これといったものがない」と感じていたことから、“サビ以外の部分は歌詞を自由に変え、サビの部分は、歌の上手い人も下手な人も、参加者全員が大声で歌えるもの”といったコンセプトを基に曲を作ることに・・・
そして、書き上げた曲というのが、今日ご紹介する「平和を我等に Give Peace A Chance」です!
ジョンの曲は、セールス的にどうだとか、ヒット・チャートで何位を獲ったとかなど、俗物的なものとは別次元にあるようです!

 

100年経っても歌い継がれる
ジョン・レノンの曲の中で、少なくとも3曲は、間違いなく100年経っても歌い継がれることでしょう!
人々が心から平和を願う時には「Imagine」が・・・
クリスマス・シーズンになると「Happy Xmas (War Is Over)」が・・・
当然のようにラジオから流れて来る・・・
そして、平和裏に行われる行進では、このワンフレーズが、大合唱となって響き渡るでしょう!
All We Are Saying Is Give Peace A Chance



必殺のワンフレーズ!
ジョンという人、一見すると過激な詞を書きそうな気がしますが、実は、その決め台詞を並べると、非常に穏やかです。

もし、君が望むのなら戦争を終わらせることが出来る・・・
想像してごらん、全ての人が平和に暮らしてるって・・・
◎僕たちが言いたいのは、平和のチャンスを与えて欲しいってことさ・・・


決して過激に拳を振り上げてないところが、世界中の人から共感を持たれている要因なのかも知れませんね!

 

映画『いちご白書』のハイライトで使われました!
「平和集会などの場所で、大勢の人が声を合わせて歌える曲」としてこの曲を作ったと言っていたのが1969年のこと、翌年の1970年に、映画『いちご白書』のワンシーンで使われただけで、本当の集会というわけではありませんが、学生達が抗議の手段として大学内の建物を占拠した際、輪になって床を叩いてリズムを取りながら、この曲の必殺フレーズを繰り返し歌ったのです。

♫ All we are saying is Give peace a chance

 

いちご白書より

 

Give Peace A Chance - John Lennon

 



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