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韻を踏む
詩歌で、同一または類似の音を、一定の位置に繰り返し用いることで、強弱をつけたりリズミカルにすること。
“韻を踏む”ことによって、確かに流暢さは出るかも知れないが、そこには、技巧に走ることによって、本当の気持ちから遠のいてしまい、嘘を並び立てている自分がいる!
今日は歌詞の中に、そういった技巧に走ってしまった自分を戒め、「君への愛だけが僕の真実」と歌うラヴ・ソングを・・・🎶
【 Album Data 】
リリース:1966年1月17日
チャート:米国21位、英国13位
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さて、今日ご紹介する曲は、サイモン&ガーファンクルの2ndアルバム『Sounds Of Silence』の5曲のセルフカバーの内の1曲「Kathy's Song」です。
この曲、流行のフォーク・ロックとして生まれ変わった大ヒット曲の「The Sound Of Silence」とは対照的に、彼らの原点とも云える生ギターのみの、シンプルなもので、殆どポール・サイモンの英国で録音したソロ・アルバムと変わりありません。
僕にとって、こういった曲こそ、心に響きますね!
この曲、流行のフォーク・ロックとして生まれ変わった大ヒット曲の「The Sound Of Silence」とは対照的に、彼らの原点とも云える生ギターのみの、シンプルなもので、殆どポール・サイモンの英国で録音したソロ・アルバムと変わりありません。
僕にとって、こういった曲こそ、心に響きますね!
過去の自分を振り返り、自問自答した英国放浪中のポール・サイモンの心が垣間見えるような内容です。
因みに、キャシーという女性は実在の人物で、ポール・サイモンがイギリスに長期滞在していた際に交際していたガールフレンド。 ポールが歌っていたパブで、入場券のもぎ係りをしていたそうです。
キャシーの歌 / サイモン&ガーファンクル
雨音が聞こえる
それは君との思い出のように
静かにそして暖かく
屋根や壁をノックしている
ボクの心は、今ここにいない
はるか遠くを駆け巡っている
君と添い寝したり、
おはようのキスをしたりしてね・・・
ここにあの頃の作りかけの曲が残っている
何でこんなウソっぱちの曲なんか
作っていたんだろう?
切ない歌詞を並べたり、韻に技巧を凝らしてみたり・・
そう、あの頃信じていたコト全てが
疑わしく思えるよ
ボクは何も信じられない
だって、君だけがボクの真実だから
雨粒が、静かに路面におちては消えていく
ボクもあの雨粒みたいなもの
君への思いがなければ、
ボクもはかなく消えてしまうよ・・・
雨音が聞こえる
それは君との思い出のように
静かにそして暖かく
屋根や壁をノックしている
ボクの心は、今ここにいない
はるか遠くを駆け巡っている
君と添い寝したり、
おはようのキスをしたりしてね・・・
ここにあの頃の作りかけの曲が残っている
何でこんなウソっぱちの曲なんか
作っていたんだろう?
切ない歌詞を並べたり、韻に技巧を凝らしてみたり・・
そう、あの頃信じていたコト全てが
疑わしく思えるよ
ボクは何も信じられない
だって、君だけがボクの真実だから
雨粒が、静かに路面におちては消えていく
ボクもあの雨粒みたいなもの
君への思いがなければ、
ボクもはかなく消えてしまうよ・・・
ヴォーカルがアート・ガーファンクルと入れ替わっていても、何の違和感もなく、サイモン&ガーファンクルだと思えてしまうところが凄いですね。
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