Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ロコモーション / リトル・エヴァ:1962年作

2023年04月25日 09時42分20秒 | 1960年代の洋楽
甦ったG.F.R.があのオールド・ヒットに敢然と挑戦 !!

こんなキャッチ・コピーでリリースされたグランド・ファンク・レイルロードの新作に、当時のファンの間では賛否両論が沸き起こりました。
僕の周りにもガッカリするファンが多数いました・・・(^O^)

今日は時代を超えて愛されている曲の紹介です♬



【 Single Data 】
リリース:1962年6月(米国)
チャート:米国1位、英国2位


今日ご紹介する曲は、1962年6月にリリースされ、その年の夏に全米No.1を獲得したリトル・エヴァ「The Loco-Motion」です。
この曲は、売れっ子作詞作曲コンビのゴフィン-キングのペンによる作品ですが、国内外を問わず、数多くのアーティストによりカバーされています。
さてリトル・エヴァですが、元々、彼女は女性コーラスグループのクッキーズの紹介でゴフィン-キング夫妻のベビーシッターをしておりました。 子守唄を歌っているのを聴いたことがあったのかは知るところではありませんが、彼女のシンガーとしての才能を見出していたソングライター夫妻は、あるアーティストに提供する為の新曲のデモテープを作るのにエヴァに協力してもらいました。
すると彼女の声はこの曲のイメージにピッタシ!
急遽、リトル・エヴァのデビュー曲としてこの「ロコ・モーション」をリリースするに至ったわけです。


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僕も小さい時、日本の歌手が日本語の歌詞によるカバーで歌っているのを記憶してます。 伊東ゆかりさんがカバーしている様ですが、多くの歌手が歌謡番組で歌っていたと思いますから、当時、一体誰が歌っていたかはハッキリせず、曲だけを記憶していました。


【 Single Data 】
リリース:1973年2月20日
チャート:

カバー曲をレコーディングしてシングル・リリースしたのをハッキリと記憶しているのは、オリジナルヒットから10年以上経った1973年の「ゴールデン・ハーフのロコモーション」です。 全員ハーフの女の子たちで、『ドリフの全員集合』などのバラエティで人気がありました。


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このゴールデン・ハーフのカバーにより、「懐かしい曲」の記憶が甦ったタイミングで、次の年に、あのグランド・ファンクのヴァージョンが登場しましたから、更にインパクトを強めたようです!


【 Single Data 】
リリース:1974年5月(米国)
チャート:米国1位


この曲をG.F.R.がカバーしたと知った時は驚きました!
正直、「ここまでやるか?」と思わなくはなかったですが、特に大ファンというわけではなかったので、それ程のショックは受けなかったです(^O^)
当時、グランド・ファンクのファンだった友人はガッカリしていましたけどね。
ところがその友人、文句を言いながらもレコードを買って、しばらくすると、日本語で「さあさあダンスのニュー・モード~ぉ」とさり気なく口ずさんでましたがね!\( ˆoˆ )/


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この曲の驚くべきことは、60年代にオリジナルのリトル・エヴァが、70年代にハード・ロック・バンドの代表格のGFRが全米1位を獲得し、80年代に入るとオーストラリアのシンガーソングライターのカイリー・ミノーグが1987年に全米3位とヒットさせたこと・・・
正に時代を超えたヒット曲といえます〜ゴフィン=キング、恐るべし!







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