Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ゴー・オール・ザ・ウェイ / ラズベリーズ:1972年作

2023年03月26日 11時08分15秒 | 1970年代の洋楽

【 Single Data 】
リリース:1972年7月
チャート:全米5位

ビートルズが解散し、1970年代に突入すると・・・
音楽業界は“第2のビートルズ”探しを始めます!


勿論、ファンとて同じこと、
『ビートルズのような~』とか『ビートルズの後継者~』...etc
何度、このセリフに騙されたことか!

そんな期待感、待望論などが渦巻く中、ビートルズと同じキャピトルからデビューしたのが、今日ご紹介するラズベリーズでした。

ラジオから流れて来た「Go All The Way」を、初めて聴いた時、本当に心がトキメキました!

これぞパワーポップと思わずにはいられないキャッチーでメリハリのあるイントロ、歌が始まると一転して、スローダウンし、グループ名とシンクロする甘酸っぱい香りのするメロディアスなヴォーカル&ハーモニー・・・
迫るように悶えるように歌うエリック・カルメン~その後の絶叫!

何といっても、シングル盤に記してあったキャッチフレーズ・・・
これが強烈でした!

ビートルズ初期のワイルドな味とビージーズの
華やかな美しさを兼ねそなえたグループ


このキャッチフレーズ、当時、聞いていたラジオ番組の中でも、取り上げられておりました。
「“ビートルズ初期のワイルドな味”っちゅうのは分かるけど・・・“ビージーズの華やかな美しさ”っちゅうのはよく分からないなあ???(^O^)でも、凄く爽やかでいい曲ですよ!」と・・・

確かに、この曲からは、“ビートルズの初期のワイルドな味”という行は理解出来ましたが、“ビージーズの華やかな美しさ”という行は???
アルバムを聴くまで、それを理解出来ませんでした!
 
【 Album Data 】 
リリース:
1972年5月
チャート:全米51位

★ストリングスが多用されており、新人バンドのデビュー盤としてはバラードが多すぎるような気がしなくもないが、そのバラードが、どれも素晴らしい!

当時より、今現在の方が、パワーポップの代表的なバンドとして、持てはやされているラズベリーズが、その彼らの原点ともいえるのが、今日ご紹介する「ゴー・オール・ザ・ウェイ」です。

絵にかいたような良質ポップですね!

ゴー・オール・ザ・ウェイ / ラズベリーズ
僕は愛がどれほど完全なものになりえるかを知らなかった
彼女が口づけして、こう言うまでは、“ベイビー”

*どうかこのままでいて
とってもいい気分なの
今夜はあなたとこうしていたいのよ
ずっとこのままでいて
黙って私を抱きしめて
私を手放さないで

僕は言いたいことも言えなかったんだ
彼女が“一番好きよ”と言ってくれるまで

*繰り返し

彼女の愛を知るまで
僕は冷たくて意地悪な男だった
心があるべき場所に
穴があいてたんだ
でも今の僕は変わった
自分でも不思議なんだ
彼女に愛されると生き生きしてくるんだ
そして彼女は言うのさ

“カモン、カモン、カモン”
“あなたが必要なの”
“あなたが好きなの”
“あなたが欲しいのよ”

*繰り返し

♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩

【 文化放送 All Japan Pop 20 】1972年11月27日付
01.愛の休日 / ミッシェル・ポルナレフ
02.秋はひとりぼっち / ヴィグラスとオズボーン
03.サタデイ・イン・ザ・パーク / シカゴ
04.明日の風 / バッドフィンガー
05.ローン・アゲイン / ギルバート・オサリヴァン
06.ポップコーン / ホット・バター
07.ブラック・アンド・ホワイト / スリー・ドッグ・ナイト

08.ゴー・オール・ザ・ウェイ / ラズベリーズ
09.ギター・マン / ブレッド
10.チルドレン・オヴ・ザ・リヴォリューション / T.レックス
11.スターマン / デビッド・ボウイ
12.エミリー・エミリー / サイモンとガーファンクル
13.バーニング・ラブ / エルヴィス・プレスリー
14.タイト・ロープ / レオン・ラッセル
15.涙のくちづけ / ボビー・ヴィントン
16.ダンカンの歌 / ポール・サイモン
17.トップ・オブ・ザ・ワールド / カーペンターズ
18.サテンの夜 / ムーディー・ブルース
19.シーモンの涙 / イングランド・ダンとジョン・フォード
20.ハッピー / ローリング・ストーンズ







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